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【早漏に効くツボ12選】無理なくできる早漏対策

【早漏に効くツボ12選】無理なくできる早漏対策

男性の4人に1人が悩む早漏。
しかしいきなり治療や薬に頼るのはハードルが高い…。
まずはお金や手間がかからない方法から試したい…。

そこで今回は、早漏改善に効果が期待できる「ツボ押し」をご紹介!
ツボ押しを取り入れるメリットも合わせてお伝えしていきます。

早漏改善にツボを活用するメリット

数ある対処法の中からツボ押しを選ぶメリットは、お金がかからないこと以外にもう2つあります。

他の体の不調も一緒に改善

基本的に一つのツボには複数の効能があると言われています。
それは、特定の部位に直接働きかけるのではなく、押した場所の刺激が神経・血管を通って全身に届くからです。

つまり、早漏を治すためにツボ押しを始めたらいつの間にか身体全体の調子が良くなっていた!となる可能性もあるわけです。
そうなれば一石二鳥ですよね。

副作用がなく安心安全

薬や治療が一番効果があるのは周知の事実。
しかし怖いのは副作用ですよね。
薬の効果が強ければ強いほど副作用も強くなり、挑戦するのを躊躇ってしまいます。

それに対してツボ押しは副作用がないのが大きなメリット!
あるとすれば揉み返し等です。
適切な力であれば、押せば押すほど身体に良い効果をもたらしてくれます。

腰のツボ|“腎”を良くして早漏改善

それでは早速、早漏に効果があるツボをご紹介させていただきます。
まずは“腎”に効く腰のツボから。

東洋医学において“腎”とは単に腎臓のことだけではなく、人の生命力の源を意味しています。

腎兪(じんゆ)

腎兪(じんゆ)は、ウエストの一番細いライン上において、背骨から指2本分外側にいったところにあります。

性的興奮が起きると副腎からテストステロンという男性ホルモンが分泌されるのですが、この分泌に異常が起きると早漏の原因になります。
腎兪を押して腎臓に働きかけることで、ホルモンバランスを整えることができるのです。

また、腎臓は身体全体の水分量・血液量を調節する役割も担っているため、むくみや排尿問題への効果、冷えの解消や腰痛の緩和も期待できます。

志室(ししつ)

志室(ししつ)は、ウエストの一番細いライン上において、背骨から指4本分外側にいったところにあります。

志室も腎兪同様腎臓に効果のあるツボですが、腎兪のサポートがメインです。
腎兪を押すときに一緒に志室も押すことでより効果を発揮することができます。

次髎(じりょう)

次髎(じりょう)は、仙骨(背骨の下にある逆三角形の骨)の左右にある穴の内、上から2番目の穴にあります。

腎兪や志室と異なり、骨盤内の血行を促進させる効果があります。
男性器への血流を増やすことで感度が安定し、早漏改善への効果が見込めます。

血流を増やし体温をあげることから、主に生理痛や冷え性に悩む女性に人気のツボです。
もしパートナーの女性がそれらに悩んでいるのであれば一緒に押してみるのも良いですね。

腹のツボ|泌尿器系への刺激で早漏改善

大赫(だいかく)

大赫(だいかく)は、おへそから下に指4本分下がり、外側に指0.5本分ずれたところにあります。

男性ホルモンの分泌を整える効果で、泌尿器系・生殖器系の問題を解決します。
特に男性の不妊問題に人気のツボです。
早漏の他EDにも効果があるとされていますので、男性器に悩みがある男性にはぜひ押してみてください。

関元(かんげん)

関元(かんげん)は、おへその下から指4本分下がったところにあります。
この辺りには内臓が多くありますので、強く押さないように注意しましょう。

下腹部の血行を促進させ身体を温める効果、泌尿器系のトラブル全般を解消する効果があります。
血行を促進させることで感度が安定し、早漏の改善が見込めます。

気海(きかい)

気海(きかい)は、おへその下から指2本分下がったところにあります。
こちらも内臓を傷つけないようにやさしく押してください。

身体の中心に位置する気海は身体中の気が集まる場所とされ、東洋医学ではここを押すことで身体全体が元気になると言われています。
関元同様、下腹部の血行を促進させ身体を温める効果、疲労感を軽減する効果、泌尿器系トラブルを改善する効果があります。

足のツボ|血行促進で早漏改善

築賓(ちくひん)

築賓(ちくひん)は、内くるぶしと膝の内側の直線上において、内くるぶしから指7本分上にいったところにあります。

下半身の血流を改善してくれるため、勃起力が上がって早漏やEDの改善につながる他、足の冷えやむくみにも効果があるとされています。

三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしから指4本分上にいったところにあります。

名前の由来は「つの(内側)がわる場所」。
その名の通り、脾臓(栄養や水分代謝)・肝臓(血流や気分の巡り)・腎臓(体力やホルモンバランス)の3つに効果があるとされています。
万能なツボなので、早漏の悩み以外でも押したいツボです。

湧泉(ゆうせん)

湧泉(ゆうせん)は足の平にあり、足の指を曲げたときに一番へこんでいる部分にあります。

血行促進ひいては身体のコリ・疲れを解消する効果があるとされています。
疲れていると、ストレスで自律神経が乱れて射精をコントロールできにくくなるため、湧泉を押して身体を元気にしてから性行為に挑みましょう。

手のツボ|リラックスして早漏改善

井穴(せいけつ)

井穴(せいけつ)は、各指の爪の付け根の両側にあります。

主に自律神経を整える効果があります。
早漏は性的興奮で交感神経が過剰になる(自律神経が乱れる)ことで引き起こされるため、副交感神経を働かせてリラックスすることで冷静に性行為に挑むことができます。

薬指だけは交感神経を活性化させると言われているため、早漏目的で押すのなら避けた方が良いでしょう。

合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)は、親指と人差し指の骨の間にあります。

様々な効能があり、万能のツボと呼ばれています。
早漏目的であれば、ストレスの緩和が関係しているでしょう。
その他、肩こり・頭痛・歯痛等によく効きます。

労宮(ろうきゅう)

労宮(ろうきゅう)は手の平にあり、手を握ったときに中指の先が当たる部分にあります。

足の平にある湧泉同様、心身のリラックスをもたらしてくれるツボです。
ストレスや不安があると、自律神経が乱れて射精のコントロールが効かなくなり早漏になってしまうため、労宮を押して心を落ち付かせてから性行為に挑みましょう。

ツボ押しで無理なく早漏を改善しよう

数ある早漏対策の中でもツボ押しは、お金が一切かからず手軽に取り入れることができる魅力的な方法です。

もちろん医師の治療や薬による改善の方が効果は確実ですが、ツボ押しを取り入れることで体全体の巡りが整い、結果として早漏の改善をサポートできる可能性があります。

まずは無理のない範囲で、生活の一部にツボ押しを取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事の参考サイト

早漏に効くツボ:ツボ辞典
手のツボ押しで、リラックス&リフレッシュ!:HITACHI
三陰交マッサージで足のむくみ・体の冷え・夏の不調をケアしよう:メディカルジャパン渋谷
ツボで解決!「副腎疲労」を回復させるツボ:おかだ鍼灸院
早漏についての基礎知識:ヒロクリニック