「手コキされるとすぐイッてしまう…」そんな悩みを抱える男性は意外と多いもの。
しかし同じ手コキでも、早漏になる人と克服する人がいます。
違いは“興奮”と“刺激の強さ”。
そして手コキを用いた早漏トレーニング法を知ってるかどうかです。
今回は、早漏になる手コキと克服する手コキの違いについて解説します。
手コキで早漏になる理由
挿入では大丈夫なのに手コキの時だけ早漏になってしまう、というあなた。
それには次のような要因が考えられます。
- 緊張で自律神経のバランスが崩れる
- 挿入よりも刺激が強い
- 挿入よりもスピードが速い
緊張で自律神経のバランスが崩れる
自分の男性器を女性に握られているという興奮から、自律神経が乱れ、射精のコントロールが効かなくなり早漏になるという原因が考えられます。
このような場合は、女性の手元を見ない・他のことを考えるといった興奮を鎮める工夫を行うことで防ぐことができます。
挿入よりも刺激が強い
手の方が膣よりも自在に強さを変えられるため、つい強く握ってもらいがち。
また、指を使って部位ごとに細かく刺激を与えることができるため、全体を包み込む膣内よりも複雑な刺激を感じます。
これらが強い快感を生み、早くイッてしまいやすくなるのです。
パートナーの女性に握る力を弱めるよう伝えれば、射精までの時間が伸びる可能性があります。
挿入よりもスピードが速い
体全体を動かす挿入時よりも、手だけを動かす手コキの方が消費エネルギーが少なく、摩擦スピード(ストローク)も早くなりがちです。
早ければ早いほど刺激も大きくなるため、早漏になりやすくなります。
強く速い手コキは、大変気持ちが良いもの。
しかしそのような強い刺激に慣れてしまうと、挿入時の弱い刺激では物足りなくなりイケなくなってしまうため注意が必要です。
手コキで早漏を克服するやり方
早漏や射精障害の原因となりうる手コキですが、上手く使えばむしろ早漏を治すことができます。
これは医学的にも証明されているやり方です。
ここからは、早漏改善に効果のある手コキの方法を2つご紹介します。
スクイーズ法
1つ目は「スクイーズ法」というトレーニング方法。
これは自慰の時にも行うことができます。
具体的な手順は以下の通りです。
- いつも通り手コキをする
- 射精しそうになったら亀頭の根本を親指と人差し指で握る
- そのまま10~20秒圧迫する
- 射精感が遠のいたら手コキを再開
- ②~④の流れをあと3回ほど繰り返す
- 最後は我慢せず射精してフィニッシュ
射精感と我慢を繰り返すことで、「射精しそうな時の感覚」と「それを我慢する感覚」を体に覚えさせることが目的です。
スクイーズ法は、男性器をぐっと圧迫することで強制的に射精を抑えることができます。
何度もやると精液の逆流などを引き起こす可能性がありますのでご注意ください。
セマンズ法
「セマンズ法」は、別名「スタート・ストップ法」とも呼ばれています。
スクイーズ法とも似ていますが、男性器を圧迫しないという点が大きな違い。
具体的な手順は以下の通りです。
- いつも通り手コキをする
- 射精しそうになったら手コキを止める
- 射精感が遠のいたら手コキを再開
- ②~③の流れをあと3回ほど繰り返す
- 最後は我慢せず射精してフィニッシュ
男性器を圧迫しないため、精液逆流の危険性はありません。
しかしその分射精の我慢がしにくいのがデメリットです。
自分の感覚をしっかり把握して射精をコントロールできるようになりましょう。
手コキを上手く使って早漏を改善しよう!
挿入よりも刺激の強い手コキは、早漏の原因となります。
刺激の強い手コキは気持ち良いですが、その強い刺激に慣れてしまうと挿入時の刺激が物足りなく感じ、射精できなくなってしまうため注意が必要です。
そんな手コキですが、上手く使えばむしろ早漏改善に寄与するという意外な一面も持ち合わせています。
手コキで早漏になるか、早漏を改善するかはあなた次第。
ぜひ上手く活用して早漏を改善してみてください。




