こちらでは早漏の原因や治療法など、早漏が治らない方に向けて早漏を完全するための方法を詳しく解説していきます。
個人輸入できるおすすめの早漏防止薬も合わせて紹介をしているので、ぜひ参考にしてください。
早漏が治らないのは原因に合った治療をしていないから
早漏の治療や対策を行っているのも関わらず早漏が治らないのは、原因に合った治療ができていないからかもしれません。
一口に早漏といっても人によってその原因は様々であり、原因を根本から改善するための治療をしていく必要があります。
そのため、早漏の治療を始める前に、まずは自分がどのタイプの早漏に当てはまるのかを把握しておくことが大切です。
そしてその上で、原因を改善するための治療法を選択していきましょう。
早漏の原因は全部で4つ
早漏は主に下記の4つのタイプに分けられます。
- 過敏性早漏
- 心因性早漏
- ED性早漏
- 衰弱性早漏
これら4つのタイプの早漏は全く異なる原因があるため、それぞれの特徴を知っておけば自分がどのタイプの早漏なのかが大体わかります。
では4タイプの早漏について1つずつ解説していきます。
過敏性早漏
過敏性早漏は、ペニスの感覚が強すぎることが原因で引き起こされるタイプの早漏です。
こちらは早漏の中でも最も多くの割合を占めるとされています。
このタイプに当てはまる人は、ペニスに少しの刺激を受けただけでも射精が我慢できない状態になるため、脳の興奮状態に関わらず射精をしてしまいます。
普段から自慰行為を意識して早く終わらせている人や、亀頭の強い刺激に慣れていない若い人、包茎の人などに良く見られるタイプです。
心因性早漏
心因性早漏は、性的なストレスやトラウマなど精神的な要因によって引き起こされるタイプの早漏で「ストレス性早漏」とも呼ばれます。
例えば過去に「性行為で失敗した」、「女性から厳しい指摘を受けた」「望まないタイミングで射精してしまった」などの経験があり、性行為に対する不安や緊張が生じることで早漏につながっている可能性が高いです。
このタイプの人は、不安・緊張で性行為の際に過度な興奮状態に陥っているケースが多く、ペニスの刺激の強弱に関わらず射精をしてしまうことがあります。
ED性早漏
ED性早漏は、その名の通り、ED(勃起不全)が原因で引き起こされるタイプの早漏です。
EDと早漏には合併症が認められており、EDを発症している方の1/3が早漏を合併しているとされています。
そのため、すでにEDの診断を受けているか、あるいはEDを自覚している人は、ED性早漏である可能性が高いです。
EDの症状が出ている方は、「勃起が持続している間に射精をしてしまおう」という焦りから強い刺激を求め、それが結果的に早漏につながっているというケースが多いです。
このタイプの場合、EDを改善することで同時に早漏が改善することもあります。
衰弱性早漏
衰弱性早漏は、加齢によって筋肉が衰え、射精のコントロールが上手くできないことが原因で引き起こされるタイプの早漏です。
40代~50代以上で、運動不足の男性や、頭を使うデスクワークなどをしている男性に多く見られます。
このタイプの早漏は、絶頂に達する前に射精してしまうことがあるため、性行為をしても満足感を得られないケースが多いです。
若い頃は射精を我慢できていたのに年齢を重ねるにつれて我慢することが難しくなった、という方は衰弱性早漏の可能性が高いでしょう。
早漏が治らない方向けに治療法を原因別に紹介
早漏には4つの異なるタイプがあり、それぞれで違った原因があることが分かりました。
早漏が治らない方は、原因を改善するための治療を行っていく必要があります。
次に、4つの早漏タイプそれぞれの治療法を詳しく紹介していきます。
- 過敏性早漏の場合は外用薬を使用
- 心因性早漏の場合は内服薬を服用
- ED性早漏の場合はED薬を服用する
- 衰弱性早漏の場合は治療やトレーニングが必要
過敏性早漏の場合は外用薬を使用
過敏性早漏には、ペニスの感覚を鈍らせる外用薬の服用がおすすめ。
早漏防止の外用薬には、塗布タイプとスプレータイプの主に2種類があります。
得られる効果はどちらも変わりないため、使いやすそうな方を選んでもらえば大丈夫です。
おすすめの早漏防止外用薬を3つ紹介します。
いずれも個人輸入代行サイトなどで購入することができるのでぜひ参考にしてください。
- スタッド1000スプレー
- プリロックスクリーム
スタッド1000スプレー
スタッド1000スプレーは、早漏を防止する局所麻酔の有効成分が含まれているスプレータイプの外用薬です。
亀頭周辺に3〜4回吹きかけることで感覚を鈍らせ、射精までの時間を遅延させる効果を得られます。
使用するタイミングは性行為の5分〜15分前、15分~20分程度で効果が現れます。
麻酔効果は女性側に影響を及ぼすことがあるため、コンドームの着用を忘れないようにしてください。
吹きかけた量が多すぎると射精にまで影響を及ぼしてしまうため注意しましょう。
プリロックスクリーム
プリロックスクリームは、早漏防止に特化した塗り薬タイプの外用薬です。
もともと外科用の局所麻酔にも使用されている有効成分が含まれているため、非常に高い効果を得ることができます。
1回につき10g以下の適量を感覚を麻痺させたい箇所に塗布し、だいたい30分で効果が現れ始めます。
多量を塗布するとペニスの感覚が鈍りすぎてしまうことがあるため、初めての方は少量から試してみるのがおすすめです。
心因性早漏の場合は内服薬を服用
心因性早漏は、精神的なストレスが原因で引き起こされています。
早漏防止の内服薬には、脳内物質のセロトニンを増幅させ、過度な興奮を抑制する有効成分が含まれています。
それにより不安や焦りが解消され、弱い刺激で射精したり挿入前に射精したりといったことが起こりにくくなります。
おすすめの早漏防止の内服薬を3つ紹介。
それぞれ詳しく解説していきます。
- プリリジー
- ポゼット
- スーパーカマグラ
プリリジー
プリリジーは世界で初めて製造・販売された早漏防止の内服薬です。
有効成分としてダポキセチンが配合されています。
先発医薬品であるため価格は高いですが、世界中で有効性・安全性が認められており、安心して服用できるのがポイントです。
服用するタイミングは性行為の1時間ほど前、持続時間は5~6時間程度とされています。
効果は体調や体格によっても異なりますが、上手く作用すれば射精の時間を約3~5倍延ばすことができます。
ポゼット
ポゼットは早漏防止に特化した内服薬です。
プリリジーのジェネリック医薬品であるため、安価で購入することができるのがメリット。
ポゼットの有効成分である「ダポキセチン」にはセロトニンを増幅させる効果があります。
セロトニンの増幅によって不安や焦りが静まり、射精を抑制することができます。
プリリジーのジェネリック医薬品なので、使用方法などはプリリジーと同じです。
スーパーカマグラ
スーパーカマグラは、早漏とEDの両方に効果のある内服薬です。
早漏防止の有効成分はダポキセチン、EDの有効成分はシルデナフィルとなっています。
使用するタイミングは性行為の1時間ほど前、持続時間は4~6時間程度とされています。
食事の影響を受けやすいため、服用の2時間前から何も食べないようにしておきましょう。
早漏の主な原因は精神的なものであるものの、EDも併発していることに悩んでいる人に向いている薬です。
ED性早漏の場合はED薬を服用する
ED性早漏は、ED(勃起不全)を発症してしまったことが原因で引き起こされます。
EDになってから早漏ぎみになったという人はED性早漏の可能性が高いため、ED治療薬の服用がおすすめ。
- バイアグラ
- シアリス
- レビトラ
バイアグラ
バイアグラは、世界で初めて勃起不全に効果のある内服薬として製品化された薬です。
世界中で幅広く有効性が認められており、後発医薬品も多数製造・販売されています。
バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」というもので、正しく服用をすれば、勃起を促進・継続する高い効果を得ることができます。
服用するタイミングは性行為の1時間ほど前、30分~1時間ほどで体に効果が現れ始めます。
持続時間には個人差がありますが、4~6時間程度とされています。
なお、バイアグラは食事後に服用すると効果が出にくいため、空腹時の服用が推奨されています。
シアリス
シアリスは、日本では日本新薬株式会社から製造・販売されているED治療薬です。
日本国内はもちろん、世界中の国で認可されており幅広く使用されています。
シアリスの有効成分は「タダラフィル」というものです。
タダラフィルは効果が出るまでの時間が遅いのですが、その代わり持続時間が非常に長く、また、食事による影響を受けにくいのが特徴です。
服用するタイミングは性行為の2~3時間ほど前、効果が現れるまでに3時間ほど掛かります。
持続時間は最大36時間と、ED治療薬の中では最も長い部類に入ります。
レビトラ
レビトラは、ドイツの製薬会社から製造・販売されているED治療薬で、バイアグラに続いて長い歴史を持ちます。
日本でも認可されており、病院で処方してもらうことが可能です。
レビトラの有効成分は「バルデナフィル」というものです。
ED治療薬の中では最も即効性が高く、食事の影響も受けにくいため、使いやすい内服薬として人気が高いです。
服用するタイミングは性行為の30分~1時間ほど前、15分~30分程度で効果が現れます。
空腹時であれば作用がさらに早くなります。持続時間は5~8時間程度とされています。
衰弱性早漏の場合は治療やトレーニングが必要
40代~50代以上の方で、年齢を重ねるにつれて早漏になったという方は、衰弱性早漏の治療をしていくのがおすすめです。
衰弱性早漏の場合は身体的な要因が大きいため、身体面から改善をしていく早漏治療や、早漏改善のトレーニングが必要になってきます。
では、早漏治療と早漏改善トレーニングについて詳しく解説をしていきます。
早漏治療
まず早漏治療ですが、セルフで治したい場合は、外用薬の塗布がおすすめです。
衰弱性早漏は身体的な問題であるため、外用薬を使えば一時的に早漏が改善する可能性があります。
もし外用薬を使用しても早漏が改善しなかったときは、病院で早漏治療を進めていくようにしましょう。
早漏治療には色々な方法があり、手術をすることで改善することもあります。
- 亀頭強化や陰茎増大
- ヒアルロン酸などの薬剤注入
- 包皮の余剰な部分を切除
- 包茎治療
など、様々な方法がありますので、医師と相談の上で自分に合った治療を行っていきましょう。
早漏改善トレーニング
早漏改善トレーニングは自分の力だけで行うことができるため、病院で治療をするよりも手軽な方法です。
射精をコントロールする筋肉は「射精管閉鎖筋」と呼ばれるもので、衰弱性早漏はこの筋肉が衰えることによって引き起こされています。
射精管閉鎖筋を直接的に鍛えることは難しいのですが、その周りのPC筋と呼ばれる筋肉を鍛えることは可能です。
そのため早漏改善トレーニングは、PC筋を鍛えることがメインになります。
PC筋はスクワットで鍛えることができます。
筋トレは少しずつでも毎日継続することが大切なので、身体に負担の掛からない範囲内で続けていきましょう。
身体が慣れてくればできる回数も徐々に増えていきます。
また、「スクイーズ法」と呼ばれるトレーニングもおすすめです。
スクイーズ法は、自慰行為の際に射精感が来たら動きを止めて射精感が収まるのを待ち、また同じように動かして止めるのを繰り返す方法です。
スクイーズ法も筋トレと同様に継続することで徐々に効果が出始めます。
パートナーの女性に協力してもらいながら訓練を行うこともできますので、ぜひ試してみてください。
早漏が治らない場合は原因の追究からはじめよう
治療をしているにも関わらず早漏が治らないことで悩んでいる方は、原因に見合った治療方法ができていないからかもしれません。
早漏をより早く効果的に治療するためには、原因の追究から始めることが大切です。
早漏は精神的なもの、身体的なもの、EDによるもの、加齢によるものの4つに原因が分けられます。
それぞれで治療法が全く異なるため、まずは早漏の原因を見つめ直し、それから治療法を選びましょう。
今回の記事を参考に、正しい早漏治療法で早漏を改善してくださいね。