ちんこの大きさを決める要因の一つに「遺伝」があります。
特に常染色体とX染色体の遺伝子情報が深く関与しています。
しかし実はそれだけではありません。
思春期の栄養状況、さらには妊娠中の母体の過ごし方まで様々な要因が複雑に関与しています。
今回は、ちんこの大きさを決める要因と、ちんこを大きくする方法について解説します。
ちんこの大きさは遺伝する
人間は46個(23対)の染色体を持っており、いずれも親から引き継ぎます。
2個(1対)は性別を決める「X染色体」「Y染色体」。
XXの組み合わせなら女、XYの組み合わせなら男になります。
男性はX・Yの両方を持っているため、子にはどちらか一方が引き継がれます。
残りの44個(22対)は身体の成長や形成にかかわる「常染色体」。
両親から22個(11対)ずつ引き継ぎます。
ここに父親の粗チン情報が含まれていると、子も粗チンになる可能性があります。
ここで注意していただきたいのが、Y染色体はあくまで性別を決めるものということ。
その後の成長については、常染色体とX染色体の遺伝子情報が大きく関与しています。
親や兄弟とちんこの大きさが違う理由
一部の人はここで首を傾げたのではないでしょうか。
「父親のちんこは小さいけど、俺はでかいぞ?」
「俺と父親は小さいけど、弟はでかいぞ?」と。
実はちんこの大きさは100%遺伝するわけではありません。
遺伝しない4つのパターンについて解説します。
- 必ずしも遺伝するわけではない
- 妊娠中の母体のホルモン量
- 病気
- 思春期の生活習慣
必ずしも遺伝するわけではない
遺伝は大きく分けて2種類あります。
「単一遺伝」と「多因子遺伝」です。
| 単一遺伝 | 多因子遺伝 | |
|---|---|---|
| 概要 | 1つの遺伝情報のみが関係する遺伝 その遺伝子単体でかなり強い影響力を持っている |
複数の遺伝子や環境要因がかかわる遺伝 その遺伝子単体の影響力はとても小さい |
| 具体例 | 家族性大腸腺腫症を始めとした遺伝性のがんなど | 身体的特徴や能力、生活習慣病など |
ちんこのサイズは「多因子遺伝」に該当しますので、複数要因の相互作用によってサイズが決まります。
例え父親から粗チン情報を引き継いでいたとしても、母親から巨根情報を引き継いでいれば、粗チンになると一概に言えないということです。
妊娠中の母体のホルモン量
妊娠中、胎盤からは「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは胎内にいる男児の精巣を刺激します。
刺激を受けた男児の精巣は男性ホルモンを作り出し、胎児はその男性ホルモンを浴びながら育ちます。
男性ホルモンはその名の通り「男らしい身体を作るためのホルモン」。
2011年に韓国で行われた研究にて、胎内で男性ホルモンを多く浴びた人ほどちんこが長くなるという可能性が示唆されました。
また以下のような理由があると、胎児が胎内であまり男性ホルモンを浴びられない可能性があります。
特にhCGは、プラスチックや生活用品に含まれる「内分泌かく乱化学物質(EDCs)」の影響を受けやすいと言われているため、母親の行動によってちんこが小さくなる可能性があります。
- 母親の行動によりhCGの分泌量が減った
- EDCsを含む洗剤・塗料を使った
- EDCsを含む化粧品・シャンプーを使った
- EDCsを含む薬剤を使った
- 喫煙
- 食品に溶けたプラスチック(EDCs)を摂取
- 栄養不足の食事
- 胎児の下垂体や精巣に異常があり男性ホルモンをうまく作れなかった
- 胎児が男性ホルモンをうまく受け取れなかった
病気
前述の「胎内で男性ホルモンを受け取れなかった」とは、つまり「受容体が壊れていた」ということ。
これは「アンドロゲン不応症」という疾患で、遺伝子の変異によって起きます。
受容体が少し壊れている程度であればちんこが小さいだけで済みますが、完全に壊れているとXY染色体を持っているにもかかわらず女性のような見た目で生まれてしまいます。
ちなみに治すことはできません。
思春期の生活習慣
思春期になると男児の体はより男らしく成長します。
ちんこもこの時に成長します。
この成長に大きくかかわっているのが、男性ホルモン「テストステロン」。
思春期にテストステロンを適度に分泌することで大きなちんこが育ちます。
つまり思春期の生活習慣がその後のちんこの大きさを決めると言っても過言ではありません。
テストステロンを増やす方法は以下の通り。
もしあなたが今思春期真っ只中なのであれば、もしくはあなたの息子がちんこの大きさに悩んでいるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
- 適度な運動
- 適切な体重維持
- 十分な睡眠
- ストレスを溜めない
- たんぱく質・亜鉛・ビタミンDの摂取
遺伝に抗え!今からでも巨根になる方法
“テストステロンを増やす生活習慣を送ればちんこは大きくなる”
サイズに悩む人にとって希望となる言葉ですが、これはあくまで「思春期」までの話。
思春期を過ぎたおじさんは、残念ながらもう成長の見込みはありません。
じゃあもう諦めて粗チンのまま生きていくしかないのか…
と落ち込んだ方。まだ諦めないでください。
もし本気で大きくしたいのであれば、「手術」という手もあります。
手術
ちんこを大きくする手術には、
・亀頭を大きくする手術
・陰茎を太くする手術
・陰茎を長くする手術
の3種類があります。
自分の悩みに合わせて検討してみてください。
| 手術名 | 手術内容 | 手術時間 | 価格相場 |
|---|---|---|---|
| 亀頭増大手術 | 亀頭全体もしくはカリ首に薬剤を注入 時間経過とともに身体に吸収されサイズも戻る (価格が高いほど吸収率の遅い薬剤を使用) |
約10分 | 約5万円~ |
| 陰茎増大手術 | ①陰茎全体に薬剤を注入 ②陰茎内にシリコンボールなどを入れる ③勃起時のリミッターとなる壁を取り除く |
①②約20分 ③約1時間 |
①②約5万円~ ③約40万円~ |
| 長茎術 | 体内に埋もれている陰茎を体外に引き出す ①下腹部の脂肪を吸引 ②引っ張った状態で糸で固定 ③陰茎を固定している靭帯を切る |
①②約30分 ③約1時間 |
①約10万円~ ②約20万円~ ③約30万円~ |
※金額は目安です。病院・クリニックや施術内容によって異なります。
増大ポンプ

※画像は以下に記載する参考サイトより引用
増大ポンプという名前を聞いたことはありますか?
筒の中にちんこを入れて空気を抜き、圧力で血行が良くなると勃起時のサイズがアップするというグッズです。
しかし根本的なサイズアップ効果はなく、基本はED治療目的で使われています。
一時的な効果で良いのであれば、こちらを試してみるのも良いでしょう。
どの増大ポンプを選べばよいかわからないという方には「ビガー2020」がおすすめ。
こちらは厚生労働省から承認されている増大ポンプであるため安全性の高さが魅力です。
ちんこの大きさは遺伝を始めとした様々な要因で決まる
ちんこの大きさは遺伝が関係しています。
しかし絶対ではありません。
ちんこの大きさは様々な遺伝子や環境によって決まるため、あなたがまだ思春期なのであればこれから大きくすることは十分可能です。
どうぞ希望を持ってください。
おじさんの皆様は、もうこれ以上大きくなりません。
無駄な希望は捨ててください。
しかし手術で大きくする方法もありますので、遺伝に抗い本気で大きくしたいという方はぜひ検討してみてくださいね。
この記事の参考サイト
What factors affect the size of a penis?:MEDICALNEWSTODAY
ビガー2020:A&HB
染色体・遺伝子について:JAPCO
チンコの大きさは遺伝で決まるのか?:青山セレスクリニック・船橋中央クリニック
Markers of Prenatal Androgen Exposure Correlate With Online Sexual Compulsivity and Erectile Function in Young Men:frontiers




