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ヘアカラーはハゲの原因にはならない。薄毛でも髪は染められる

ヘアカラーはハゲの原因にはならない。薄毛でも髪は染められる

ヘアカラーをしても、薄毛が進行する事はありません。

ただ、髪の毛がダメージを受けるだけ。

こちらではヘアカラーの種類によって異なる髪の毛のダメージについて詳しく解説していきます。

ヘアカラーが直接的なハゲの原因になることはない

ヘアカラーが直接的なハゲの原因になることはない

【結論】ヘアカラーをしたからといって、すぐに毛が薄くなったりハゲるたりすることはありません。

しかし、カラーリング剤によっては、含まれている薬剤が頭皮にダメージを与えることもあります。

直接的な原因にはならずとも、髪が細くなったり、切れ毛が起きる場合もあります。

ヘアカラーの種類によってダメージが異なる

ヘアカラーと言っても、その方法はさまざまです。

ここでは、主なヘアカラー方法を紹介し、それぞれが薄毛に与えるダメージについて解説します。

ブリーチ

ブリーチとは、髪のメラニン色素を分解して色を抜き、そこにカラーリング剤を入れて髪を染める方法です。

ブリーチでは、色素に加えて髪のたんぱく質成分「ケラチン」も同時に分解されるため、髪に大きなダメージを与えると言われます。

そのため、薄毛の人にはあまりおすすめできる手法ではありません。

ヘアカラー

ヘアカラーも、髪のメラニン色素を分解して色を抜いた上で、カラーリング剤を髪の内部に浸透させる方法です。

ヘアカラーでは髪のキューティクルを開いてからカラーを注入するため、徐々に髪の水分量が減少し、ごわつきやすくなる傾向にあります。

ヘアカラーも髪への刺激が強いため、薄毛の人にはあまり適していないでしょう。

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアとは、メラニン色素を分解せずに、そのままカラーリングする方法です。

脱色しないため髪へのダメージは少ないため、薄毛の人にもおすすめできる方法です。

ただし、ヘアマニキュアが取れるにつれて髪のキューティクルも一緒に取れてしまうことがある点には留意しましょう。

カラートリートメント

カラートリートメントは、トリートメント成分が配合されたカラー剤です。

市販品ではマニックパニックが有名ですね。

他の方法では一度の施術で大きく髪の色を変えますが、カラートリートメントでは、何度も使用することで髪をケアしながら徐々にカラーを変えていきます。

髪の毛の表面を色素でコーティングするイメージなので、髪の毛にダメージはありません。

ヘアカラーのダメージを最小限にするコツ3つ

ヘアカラーのダメージを最小限にするコツ3つ

ヘアカラーをする際には、なるべく髪へのダメージを抑えることが大切です。

ここでは、ダメージを受けにくいカラーリング方法を紹介します。

  • セルフ染髪は避け、プロにヘアカラーをしてもらう
  • 髪や頭皮に優しい成分のシャンプー、トリートメントを選ぶ
  • ヘアケアの3つの基本ポイントを守る

セルフ染髪は避け、プロにヘアカラーをしてもらう

染髪を考えた際、コストを抑えるために市販のカラー剤を利用して自分でしようとする人もいるかもしれません。

しかし、市販のカラー剤は刺激が強いことがほとんどであるため、なるべく美容院でカラーをすることをおすすめします。

また、美容院での染髪は、色ムラなく自然に仕上げられるというメリットもあります。

美容院での施術の前には、薄毛に悩んでいることを伝え、頭皮につかないようにカラーしてもらうよう相談しましょう。

髪や頭皮に優しい成分のシャンプー、トリートメントを選ぶ

カラーリング後は、どうしても髪が多少のダメージを受けるため、その後のケアが大切になってきます。

染髪後のシャンプーやリンス、トリートメントは、髪や頭皮に優しい成分で作られたものを選びましょう。

具体的には「ケラチン」「アミノ酸系界面活性剤」「植物系界面活性剤」などの成分が含まれたシャンプーは、髪の潤いを守ってくれるため、薄毛の人におすすめ。

シャンプーを選ぶ際には、使われている成分もよく確認しましょう。

ヘアケアの3つの基本ポイントを守る

薄毛の進行を抑えるためには、日々の自宅でのヘアケアが大切になってきます。

ヘアカラー後の洗髪では、以下の3つのポイントに注意しましょう。

  • ゴシゴシと擦って洗わない
  • 優しくタオルで拭く
  • ドライヤーは近づけすぎない

3つのポイントに共通するのは、髪の毛を優しく扱うことです。

日々のヘアケアでは、なるべく頭皮を傷つけないように、丁寧に洗髪・乾燥を行ってください。

薄毛が目立たないおすすめのヘアカラーの方法

薄毛が目立たないおすすめのヘアカラーの方法

薄毛を目立たなくするには、カラーの選択やカット方法も大切です。

次は、薄毛を目立たなくするヘアカラー方法について解説します。

地肌に近い明るい髪色にする

薄毛をカバーしたい場合、なるべく肌の色に近いカラー材を選んでみましょう。

その理由は、髪の生え際・分け目など、地肌が目立つところと似た色のカラーリング剤を選ぶことで、薄毛を目立たなくできるためです。

美容院での施術の際は、事前に見本を見せてもらって相談しながら選びましょう。

ハイライトを入れる

ハイライトを髪全体に均一に細く入れると、それが光に当たることでヘアスタイルを立体的に見せられます。

ハイライトがあることで髪の毛がふんわり立ち上がっているように見え、ボリュームアップを演出できるのです。

また、ハイライトは髪全体の色をぼかすこともできるため、薄毛だけでなく、白髪もカバーしたい人にもおすすめです。

カットの方法でも薄毛は目立ちにくくできる

薄毛は、カラーリングだけでなくヘアセットでも目立たなくできます。

具体的には、以下の髪型は薄毛を上手くカバーしてくれます。

  • ショートヘア
  • ソフトモヒカン
  • 七三分け
  • ツーブロック
  • 坊主・スキンヘッド

優しいヘアカラーで頭皮を守りながら薄毛を隠そう

ここまで、薄毛の場合のヘアカラーについて解説してきました。

ヘアカラーは、方法によっては髪の毛にダメージを与えてしまいます。

カラートリートメント、ヘアマニキュアなど髪へのダメージが少ない方法を選択し、髪色やヘアケア、ヘアセットも工夫して、上手く薄毛をカバーしてみてください。