モテない男の代名詞「ハゲ」。
薄毛が進行し「このままではハゲてしまう!こんなんじゃモテない・・・」と危機感を募らせている人の中には
「・・・そろそろ医療の力を借りたほうがいいのではないか?」と考え始めている人もいるでしょう。
その考えは正しいかもしれません!
薄毛治療は、主に皮膚科のクリニックが提供しています。
なぜなら薄毛・ハゲの問題は、髪の毛の問題であると同時に、頭皮、つまり皮膚の支障によって引き起こされるからです。
そこで今回は皮膚科クリニックで行われている薄毛治療について紹介します!
皮膚科では主に薬による治療を行っている

皮膚科で行っている薄毛・ハゲ治療のメインは、薬を使った薬物療法です。発毛、育毛効果や抜け毛抑制効果があるとされている薬は、主に次の3種類です。
・プロペシア:主成分はフィナステリド
・ザガーロ:主成分はデュタステリド
・ミノキシジル:主成分はミノキシジル
また、プロペシアのジェネリック医薬品(後発薬)も多くのクリニックで取り扱われています。
それでは次にこれらの薬を使った治療が大体いくらくらいかかるのかみていきましょう。
皮膚科での薄毛治療に必要になるお金
薄毛治療は自費診療で行います。自費診療では患者さんは治療費の全額を負担しなければなりません。そして自費診療の価格は、皮膚科クリニックの院長が自由に設定することができます。
そのため、ここで紹介する治療費より高いクリニックも安いクリニックも存在します。以下で示す価格は目安と考えてください。
とあるクリニックは1カ月最低5,940円
今回例として紹介するAクリニックは、初診でも継続診療でも同じ金額に設定しています。
料金は薬の種類や薬の量によって異なります。
プロペシア1mg×28錠(1日1錠約1カ月分) → 10,260円
プロペシア1mg×90錠(1日1錠約3カ月分) → 31,320円
フィナステリド1mg×28錠(1日1錠約1カ月分) → 5,940円
ザガーロ0.5mg×30錠(1日1錠約1カ月分) → 12,420円
アボルブ0.5mg×30錠(1日1錠約1カ月分) → 10,260円
ミノキシジル2.5mg×100錠(1日2錠50日分) → 20,520円
このなかではフィナステリドの安さが際立っています。この薬はプロペシアのジェネリック医薬品なので、安く提供されています。
「薄毛を改善したいけど金銭面的に厳しい・・・」と考えている人は薄毛治療を行っているクリニックでジェネリック医薬品について聞いてみましょう。
形成外科の薄毛治療は皮膚科と何が違うの?
薄毛・ハゲ治療は、形成外科クリニックでも行っています。
形成外科クリニックでも薬を提供しているところはあり、皮膚科クリニックと同じ薬を処方しています。
しかし形成外科クリニックの薄毛・ハゲ治療のメインは植毛手術です。
植毛手術は、毛が生えている自分の後頭部の毛を毛根から抜き取り、毛が薄くなっている額の生え際や頭頂部に移植する治療法ですので、明確な効果があります!
薬による治療が「マイルドな治療」だとすると、植毛手術は「ハードな治療」です。
将来的に植毛手術を考えていても「まずは薬で治療したい!」と思った場合、皮膚科ではなく形成外科クリニックで薬の治療を受けることをおすすめします。
初期の段階から形成外科クリニックに通っていれば、院長やスタッフたちと信頼関係を築くことができ、安心に繋がります。
実は病気?皮膚科で行う他の「髪の毛の治療」
再び皮膚科クリニックの話に戻します。
皮膚科クリニックではプロペシアなどの薬の処方のほかに、頭皮のトラブルを治す治療も行っています。
薄毛の原因の一つに脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)があります。
脂漏性脱毛症とは、頭皮の脂(あぶら)が過剰に分泌されるために脱毛してしまう症状です。皮膚科クリニックはこの病気の治療も行っています。
また円形脱毛症の治療も皮膚科クリニックが対応します。
脂漏性脱毛症と円形脱毛症は医療保険を使うことができるので、患者さんは治療費の3割を負担するだけで済みます。
「ただの加齢による薄毛かと思っていたら実は脂漏性脱毛症だった!」
ということもありますので、一度医師に相談してみるといいでしょう。
まとめ
薄毛治療に対応している皮膚科クリニックには無料相談があります。
薄毛治療は長期間の戦いになることが多いので、「雰囲気」「価格」「相談のしやすさ」などをしっかり事前に調査し、自分に合ったクリニックを選ぶようにしましょう。
モテない男の代名詞『ハゲ』。
諦めなければあなたの薄毛も、クリニックで改善することができるかもしれませんよ!
クリニックはまだちょっと…という貴方は、以下の記事も参考にしてみてください。