薄毛が気になり始めたら、シャンプーに注意しましょう。
「いままで使ってきて支障がないから」という理由で同じシャンプーを使い続けるのは危険です。
これからは、自分に合っていて髪の毛に優しいシャンプーをしっかりと選びましょう。
しかし、いくら良質なシャンプーといっても、値段が高くては使い続けることができません。
そこでコスパに優れながら薄毛対策に貢献できるシャンプーを4種類紹介します。
薄毛とシャンプーの深い関係

薄毛とシャンプーは深い関係にあります。
シャンプーが薄毛の遠因になっていることがあるのです。
皮脂をしっかり落とせるか
例えば頭皮には、体内から分泌される皮脂という脂(あぶら)が常に付着しています。
皮脂自体は皮膚を守るものなので「いいもの」なのですが、脂なので時間が経つと劣化します。
劣化した皮脂は汚れでしかなく、それは頭皮にとって「悪いもの」になります。
保湿性をPRするシャンプーのなかには、油分が多い製品があるのですが、これでは皮脂は落とせてもシャンプーの油分が髪の毛と頭皮に残ってしまいます。
もしいま使っているシャンプーが、洗った後もべたつくようなら、別のシャンプーに変えたほうがいいでしょう。
また、フケ症でお悩みの方には、フケの原因である脂漏性皮膚炎を防ぐケトコナゾール配合の抗真菌薬シャンプーがおすすめです。
刺激が強すぎていないか

また頭皮への刺激が強すぎるシャンプーも薄毛を進めかねません。
強いアルカリ性のシャンプーはすっきり洗えて爽快なのですが、人によっては刺激が強すぎて抜け毛を助長してしまうかもしれません。
「弱酸性」と表示されているシャンプーがおすすめです。
またシリコン入りのシャンプーも使わないほうがいいでしょう。
シリコン入りシャンプーは価格が安いのですが、いくら安くても抜け毛につながってしまっては意味がありません。
コスパ最強の薄毛用シャンプー4選
コスパに優れつつ、しっかり薄毛対策が施されている4つのシャンプーは次のとおりです。
- デ・オウ
- バイタリズム
- ウルオス
- スカラボSORA
1つずつ特性を紹介します。
デ・オウ
デ・オウは、スカルプ(頭皮)ケアをしつつ、頭皮臭の抑制効果も期待できるシャンプーです。
特にスポーツの後に髪の毛に付着するべたべた汚れを落とすことが得意です。
また薬用の炭やメントールを配合することで、消臭効果も高めています。
頭皮臭は加齢臭の1つなので、デ・オウは「スメルハラスメントを起こしているかもしれない」と心配している中年男性向きといえるでしょう。
参考:【公式】デ・オウ
バイタリズム
バイタリズムは350mlで2000円近いので、コスパシャンプーとしてはギリギリのラインといえます。
しかしバイタリズムはミノキシジル誘導体を含んでいるのです。ここを高く評価しました。
ミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)を治療する処方薬にも使われている成分ですので、バイタリズムは「有効成分が豪華な割に安い」商品なのです。
またAGA治療を行っているクリニックもバイタリズムを推奨しています。
ウルオス
ウルオスは大塚製薬というメジャーな会社がつくっていることから安心感があり、またテレビCMも流しているので知名度もあります。
そのためドラッグストアでも大量に陳列されているので、試しやすいシャンプーでもあります。
ウルオスで強調しておきたいのは、シメン-5-オールとグリチルリチン酸ジカリウムという成分です。
これは消炎効果があり、頭皮の炎症を抑える効果があるのです。
頭皮の炎症はヘアサイクルに悪影響を及ぼすので、消炎効果は長く使う人にはありがたい効能といえるでしょう。
スカラボSORA
スカラボSORAは先ほど紹介したバイタリズムの半額ほどの値段です。
コスパを最重視する方は、まずはこのシャンプーから試してみてはいかがでしょうか。
スカラボSORAの売りは、肌への優しさです。
敏感肌、乾燥肌、脂肌の方に向いています。
まとめ~育毛はシャンプーから始まる
育毛は、実は薄毛など気にならない10代から始めたほうがいいのです。
もし20代30代、ましてや40代なのに育毛に着手していない人は、今日からでも始めたほうがいいでしょう。
育毛は、シャンプーから始まるといっても過言ではありません。
薄毛対策につながるシャンプーは肌に優しい成分でできているので、薄毛に悩む人だけでなく薄毛やハゲになりたくない人(つまり全員)におすすめできます。