「薄毛は40代50代の問題、ハゲは60代以降の問題」と考えている20代の人がいたら、ぜひこの機会にその考えをあらためてください!
中には10代後半から薄毛の兆候が現れる人もいるくらいです。20代だからといって安心できません。
そして、いま兆候が出ていなくても、中高年で薄毛に悩まないようにするには20代からのヘアケアが重要です。
なぜ20代なのに髪の毛が抜けるのか
若ハゲを引き起こすのはAGA(男性型脱毛症)という症状です。
AGAを引き起こすのはテストステロンという男性ホルモンで、これが10代後半から急激に増えてしまうことがあるのです。
そのような人は20代に入ると顕著に髪が抜け始め、30代に入ると周囲の人からも薄毛と認識されるようになってしまいます。
もし30代に入って薄毛が進行するようであればAGAは医薬品を使うことで発毛できます。AGA治療には以下のセットがおすすめです。
20代で行う「将来の髪を守る4つの極意」
AGAは遺伝的な要素があるので、AGAを発症した人は医薬品を使うことで発毛できますが、使うのをやめるとまた脱毛するため、完全にAGAを治すことは難しいことがあります。
しかしAGAの進行を遅らせたり、悪化させないことは十分可能です。
というのも薄毛やハゲは、生活の仕方によっても進行の速度が変わるからです。
ここで紹介する「将来の髪を守る4つの極意」を実行すれば、きっと10年後20年後に自分をほめてあげることができるでしょう。
【極意1】適度な運動、肥満解消
運動をする習慣を身につけましょう。
関係ないと思われるかもしれませんが、運動不足は、薄毛の遠因(遠い原因)になり得ます。
運動不足やそれによる肥満は、血管を収縮させてしまいます。
髪の毛の誕生と成長には多くの栄養と酸素が必要なのですが、血流が悪くなるとどちらも頭皮に届きにくくなります。
【極意2】栄養バランスの取れた食生活
バランスのいい食事をしましょう。
食事の好き嫌いが激しい人は、20代から改善していったほうがいいでしょう。
特に野菜嫌いは早めに治しておくことをおすすめします。
乱れた食生活はホルモンバランスの乱れにつながる可能性があります。
AGAに関係のある男性ホルモンのテストステロンは、多すぎても少なすぎてもAGAを悪化させてしまうのです。
どうしても野菜が嫌いでビタミンが不足しがちな貴方には、サプリメントをおすすめします。
【極意3】禁煙

タバコをやめましょう。
タバコは血管を収縮させる作用があります。
したがって「血管収縮→血行悪化→頭皮に栄養と酸素が届きにくくなる→ヘアサイクルが乱れる→薄毛が進行する」という順序で抜け毛を誘発します。
自力でタバコをやめるのは、かなりの精神的なストレスがかかります。
病院の「禁煙外来」でも処方されるチャンピックスは、ニコチンが受容体に結合するのを阻害し、喫煙により得られる満足感を抑制するため、タバコを吸いたい気持ちが落ち着くようになっています。
【極意4】ストレス解消の習慣

ストレスを減らしましょう。
20代からストレスを逃がす習慣を身につけるようにしてください。
ストレスは血管系の病気にも影響しますし、ホルモンバランスにも影響を与えます。
また、ストレスはAGAだけでなく、円形脱毛症という別の髪の毛のトラブルを引き起こすこともあります。
まとめ

20代から行う薄毛予防のお話でした。
あなたが実際に20代で、まだそこまで薄毛に悩んでいないのであれば、あまり参考にならないと思ったかもしれません。
しかし「今は大丈夫」でも「将来も大丈夫」とは言えません!
実際に30代40代以上で薄毛に悩んでいる人の中でも「20代のころは髪が多いほうだった」という方は大勢います。
髪の毛が1日50~100本抜けることは自然
それが300本になったら、危険
いつまでも若くいるために、この数字を目安にして普段から薄毛に対する意識を持っていきましょう。