M字ハゲにお悩みの皆様。
まさか前髪で隠そうとなんてしていませんよね?
実はそれ絶対NGな髪型なので今すぐやめてください。
M字ハゲをごまかすのに一番大切な条件は「生え際を見せること」。
一体どういうことなのでしょうか。
その理論の理由と、M字ハゲの人におすすめの髪型をご紹介します。
M字ハゲになる&悪目立ちする髪型の特徴
M字ハゲを隠せる髪型を知るため、まずは「M字ハゲになる髪型」「M字ハゲが目立つ髪型」について知りましょう。
髪型にはたくさんの種類があり、人によって合う合わないがあります。
今回の記事で紹介できる髪型はほんの一部です。
そのため、自分の状況に合わせて臨機応変に対応するためには避けるべき条件を知っておくことが重要です。
- スタイリング剤でガッチリ固めた髪
- ずっと同じ分け目
- 長い髪
- 前髪で無理やり隠そうとする
スタイリング剤でガッチリ固めた髪
例えばスタイリング剤を使ってオールバックにした場合、髪が常に後ろに強く引っ張られている状態になります。
これが原因で「牽引性脱毛症」という脱毛が促進され、生え際がM字型にハゲる可能性が高まります。
また、洗髪が不十分だった場合、スタイリング剤が毛穴に詰まって頭皮環境の悪化につながり、これもハゲを促進してしまいます。
ずっと同じ分け目
毎日同じ分け目でいると、毎日同じ髪が同じ方向に引っ張られていることになり、これも「牽引性脱毛症」の促進につながります。
定期的に分け目を変えることで、髪と頭皮の負担を軽減することができます。
長い髪
髪が長いとはつまり髪が重いということ。
短髪に比べ頭皮への負担も大きくなるため、ハゲの促進につながる可能性があります。
また、短髪に比べて蒸れやすく、ケアも行き届きにくくなるため、頭皮環境が悪化しやすい状況であるといえます。
前髪で無理やり隠そうとする
前髪を伸ばしておでこを隠そうとしているのであればそれは大きな間違い。
逆に不自然さや不潔感が高まり、悪目立ちしてしまいます。
M字ハゲを隠すためには、むしろ潔くおでこを見せるのがおすすめ。
そうすることで清潔感が生まれ、M字ハゲが悪目立ちしにくくなります。
生え際後退をごまかせる髪型
それではここから、生え際のハゲ感を目立ちにくくする髪型をご紹介していきます。
これらの髪型をベースに、自分に似合う髪型を模索してみてください。
- 坊主:アレンジ3種
- アップバング:アレンジ3種
- 短髪:アレンジ3種
1.坊主
最も薄毛が目立ちにくくなるのは「坊主」。
ハゲは、フサフサの髪部分とツルツルの頭皮部分のコントラストが強いほど目立ちます。
思い切って坊主にしてしまえばそのコントラストが最低限になるため、ハゲだと気づかれにくいわけです。
しかし坊主というと野球少年のようなイメージがあり、中々取っつきづらいのも事実。
そこで、大人でもできる派生系のおしゃれ坊主を3種類ご紹介させていただきます。
坊主×ソフトモヒカン
まずソフトモヒカンの定義は「頭頂部付近の髪がサイドの髪に比べて長く、頭頂部を頂点とした三角形型になっている髪型」とされています。
つまり、ソフトモヒカン自体はサイドの髪の長さに指定はありません。
ソフトモヒカン坊主は、サイドの髪をおよそ1cm以下(※)に短く刈り上げたソフトモヒカンのこと。
サイドを短く刈り上げて注目を集めることでM字ハゲが目立たなくなり、かつ頭頂部の髪を立たせることで爽やかな雰囲気を演出します。
※坊主の髪の長さは定義されていませんが、通常1cm以下を坊主と表現することが多いため、当記事では1cm以下と記載しています。
坊主×ツーブロック
ツーブロックの定義は「頭頂部を長く、サイドやアンダーを短くして段差を作る髪型」。
ソフトモヒカンのように徐々に長さを変えて三角形を作るのではなく、短髪部分と長髪部分の境をはっきりさせているのが特徴です。
ツーブロック坊主は、サイドやアンダーをおよそ1cm以下に刈り上げたツーブロックのこと。
ソフトモヒカン坊主よりもシャープな印象で、男らしさが際立つ髪型です。
坊主×スキンフェード
まずフェードの定義は「襟足とサイドを短く刈り上げ、頭頂部に向かうに連れて髪が長くなる髪型」。
髪の長さでグラデーションができるのが特徴です。
スキンフェードはフェードの一つであり、「刈り上げの始まりが0mm」という条件が追加されます。
スキンフェード坊主は、刈り上げ範囲が広いスキンフェードのこと。
ソフトモヒカンやツーブロックよりもさっぱり爽やかに、かつ完全な坊主よりも幼さを軽減した雰囲気に仕上がります。
2.アップバング
アップバングとは、前髪を立ち上げるスタイルのこと。
生え際を隠したいのに上げるなんて一見逆効果に思われますが、冒頭でお伝えした通り無理に隠そうとすると不自然さや不潔感が出ます。
思い切っておでこを見せてしまう方が、爽やかさや大人の色気を演出できかえって好印象なのです。
アップバングはスタイリング方法を指す言葉であるため、具体的にどの髪型と組み合わせたら良いのかをご紹介します。
アップバング×パーマ
パーマは、ボリュームアップ効果と頭皮と髪の境をぼかす効果があります。
前髪をふわっと立ち上げるアップバングにもボリュームアップ効果があるため、よりフサフサな見た目を目指す方におすすめです
ただ、頭頂部にまで及ぶほどハゲ範囲が広がっている場合はパーマで隠しきれないため要注意です。
アップバング×ツーブロック
前髪を立てないツーブロックよりもより爽やかな印象を演出することができます。
頭頂部の髪を立たせ、サイドの刈り上げで目を引くツーブロックは、比較的どんなハゲの人でもできる髪型。
年齢問わず似合いやすいのもメリットです。
薄毛に困ったらツーブロック!と覚えて損はないでしょう。
アップバング×短髪
短髪アップバングは爽やかさの代表といえる髪型。
20代・30代の若い男性に特におすすめしたい髪型です。
40代・50代の大人は、短髪のアップバングにすることで大人の色気を演出することが可能。
ビジネスシーンでも好感度アップにつながります。
3.短髪
長くて重い髪は常に下に引っ張られているため、頭皮に負担がかかります。
短髪にすることで頭皮への負担も減り、さらに髪の根本も立ち上がりやすくなるためボリュームアップにもつながります。
また、短髪にすることで薄毛部分と髪がある部分の境目が目立ちにくくなるため、すでにハゲている状況をごまかす効果も期待できます。
短髪は色々なアレンジができる髪型ですが、今回はその中から3種類のアレンジをご紹介します。
短髪×レイヤー
レイヤーは「髪の長さを部分的に変えて段差を作ること」という意味の言葉で、多くの短髪に採用されています。
刈り上げやアップバングでがっつりおでこを見せるのに抵抗がある人におすすめです。
レイヤーが入ることで髪に動きが出て、ボリュームアップを図れます。
前髪はおでこを見せるため短めのアーチ型にするのがおすすめです。
短髪×パーマ
パーマは短髪と合わせてもおしゃれ。
ストレートの短髪よりも自然に生え際を隠してくれます。
パーマは通常ロッドという筒状の道具に髪を巻いて作りますが、短髪だとロッドに巻けるほどの長さはありません。
そのため、ピンで止めて緩やかなカールを作る「ピンパーマ」がおすすめです。
短髪×ツーブロック
頭頂部の髪を短く切りそろえ、サイドの刈り上げ部分との差を抑えた短髪ツーブロック。
頭頂部とサイドの境がはっきりしているとヤンキー感が強く出てしまうため、禁止している学校や会社もあります。
また、髪が伸びることでヘアスタイルが崩れやすいのもデメリット。
境が曖昧な短髪ツーブロックにしておくことで、それらの問題をクリアすることができます。
M字ハゲを前髪で隠すのはNG|合言葉は爽やかさ
M字ハゲになったらつい前髪で隠したくなりますが、実は一番やってはいけない方法。
無理に隠そうとすると不自然さや不潔感が生まれ、かえってハゲが目立ってしまいます。
M字ハゲを隠したいのなら逆におでこを出して爽やかさを演出するのが鉄則です。
髪と頭皮のコントラストを減らす坊主。
前髪をあげておでこを見せるアップバング。
軽さでボリュームを出す短髪。
この3つが、M字ハゲの人に特におすすめな髪型です。
これらをベースに、自分に合った髪型を見つけてみてくださいね。




