男性の金玉を確実に大きくする方法はありません。
それでも「大きくなる可能性がある方法」は存在します。
こちらの記事ではくだらないようで気になる「金玉の悩み」を解決するための内容を徹底的に解説しています。
真剣なくだらないお話をしているので、時間がある人以外は読まない方が良いと思います。
金玉を大きさを測ってみる【平均と比較しよう】
金玉の悩みに踏み込む前に、まずは金玉のサイズを知る事から始めてみましょう。
こちらでは金玉サイズの測り方と、平均値について詳しく解説します。
金玉(精巣)の平均サイズ
日本人男性の精巣の平均サイズは、以下のとおりです。
- 縦の長さ:約4〜5cm
- 幅(横):約2.5〜3cm
- 厚み :約2〜2.5cm
±1cm程度の個人差は正常範囲内とされており、左右で大きさに違いがあるのも一般的です。
身近なもので金玉に近いサイズを持っているのは、Sサイズの卵やゴルフボールあたり。
金玉の測り方(セルフチェック)
精巣のサイズは、陰嚢の皮膚の上から指で触れることで、おおまかに確認できます。
以下の手順に従って行ってください。
- 1.入浴後など、陰嚢が十分に弛緩している状態で行う
- 2.片方の精巣を親指と人差し指で軽くつまむ
- 3.柔らかいメジャーや目盛り付きの紙テープを使って長さを測る
- 4.左右差、硬さ、痛みなどの異常がないかを確認する
冷えている状態では正確に測れないため、必ず体が温まった状態で行ってください。
また、強く押したり揉んだりすることは避けるべきです。
痛みや急激なサイズの変化がある場合は、医療機関での診察をおすすめします。
金玉がでかい人、小さい人の違い
こちらでは、金玉がでかい人、小さい人の違いについて詳しく解説します。
箇条書きでわかりやすく解説している為、かるく読み流してみて下さい。
金玉がでかい人の主な理由
金玉がでかい人は、以下の要素が関係していると予想されます。
- 遺伝的に精巣が大きい体質
- 陰嚢水腫や精巣腫瘍など、病気による腫れ
- 栄養が行き届いており、ホルモン分泌が活発
- 高温の環境に長時間いることが多い(陰嚢が弛緩しやすい)
- 運動や体格が大きく、血流が良い体質
金玉が大きい人には、遺伝や体質などの元々の要因に加えて、環境や体の状態も関係していると考えられます。
血流が良い人や、ホルモン分泌が活発な人では、陰嚢がふっくらしやすい傾向があります。
また、病気によって腫れているケースもあるため、「でかい=健康的」とは限りません。
金玉が小さい人の主な理由
金玉が小さい人は、以下の要素が関係していると予想されます。
- 遺伝的に小ぶりな精巣サイズの体質
- 思春期の発達が穏やかだった(第二次性徴の影響)
- 過去に精巣の損傷や手術歴がある
- 左右差や非対称の影響で片方が小さく見える
- 加齢により陰嚢がたるみ、相対的に小さく見える
金玉が小さい人も、遺伝的な体質や、思春期の発達傾向などが関係していることがあります。
また、過去のケガや手術、左右差による見た目の錯覚、加齢による変化も要因となる場合があります。
見た目だけで判断せず、違和感や痛みの有無が大切です。
金玉が大きくてもメリットは多くない
金玉が大きいからといって、性的能力が優れている、精子が多い、性欲が強いといった明確なメリットがあるわけではありません。
精巣のサイズと機能は必ずしも比例せず、サイズが平均より大きくても、ホルモン分泌や生殖能力に特別な利点があるとは限らないのです。
また、サイズが大きいことで生じる不便もあります。
運動時に擦れたり蒸れたりしやすくなるほか、下着やズボンのフィット感が悪くなる場合もあります。
場合によっては見た目がコンプレックスになることもあり、必ずしも“大きい=得”とは言い切れません。
医学的には、正常範囲を大きく超えるサイズは、むしろ病気のサインとされることもあります。
実際、陰嚢水腫や腫瘍などの疾患が原因で大きくなっている場合もあり、サイズが大きいことがそのまま健康につながるわけではありません。
見た目のインパクトやネタとしては話題になりますが、日常生活における実用的なメリットは少ないというのが実情です。
【効果は保証できないが…】金玉を大きくする方法6選
金玉を確実に大きくする方法は、実はひとも存在しません。
しかし、大きくなるかもしれないとされる方法は、世界中に数多く存在します。
こちらでは、マッサージやホルモン療法などから、ネットやSNSで話題になった噂レベルの方法まで、すべて網羅して解説します。
- 温熱刺激
- ホルモン療法
- 天然サプリメント(マカ・トンカットアリなど)
- 睾丸マッサージ
- 陰嚢ストレッチ器具を使う
- 食生活の改善
- 筋トレ
温熱刺激
陰嚢を温めることで血流が促進され、一時的に大きく見えることがあります。
具体的には温かいタオルを当てたり、入浴による温熱が有効です。
ただし、高温状態を長時間続けると精巣機能に悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。
ホルモン療法
男性ホルモン(テストステロン)を外部から補充することで性機能を改善する療法です。
一時的に筋肉量や性欲が向上することがありますが、体内のホルモン調整機能が抑制され、精巣の萎縮や不妊のリスクが生じます。
医師の指導なしでの実施は避けるべきです。
天然サプリメント(マカ・トンカットアリなど)
マカやトンカットアリは、ホルモンバランスの維持や精子の質向上に関与するとされる天然成分です。
科学的根拠は限定的ですが、血流改善や性機能サポート効果が期待されています。
個人差が大きく、継続摂取による変化を感じるには時間がかかる場合があります。
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睾丸マッサージ
陰嚢や精巣を指で優しくマッサージすることで血流を促進し、ハリや弾力の改善が期待されます。
入浴後など体が温まっているタイミングが最適とされています。
強く揉みすぎると逆効果になるため、やさしく丁寧に行うことが重要です。
以下に安全かつ効果的とされるマッサージ手順を紹介します。
- 1. 手を温める
冷たい手は陰嚢を緊張させてしまうため、ぬるま湯で洗うなどして手を温めておきます。 - 2. 片手で陰嚢全体を包み込む
精巣を下から支えるように、やさしく手のひらで包み込みます。 - 3. 指先で円を描くように撫でる
親指と人差し指を使い、片方の精巣を包むようにして、軽く円を描くように数回回します。 - 4. 上下にやさしく揺らす
左右の精巣を交互に、手のひらでそっと上下に揺らすようにして刺激を与えます。 - 5. 陰嚢の付け根〜会陰部も軽くマッサージ
陰嚢の上部から肛門の前(会陰)にかけて、指先で軽く撫でるようにマッサージします。
ホルモン分泌に関わる血流が集中する部位です。
時間は片側3〜5分程度を目安に、左右交互に行ってください。
毎日または週に数回、無理のない範囲で継続することがポイントです。
違和感や痛みを感じた場合はすぐに中止し、症状が続く場合は泌尿器科に相談してください。
陰嚢ストレッチ器具を使う
陰嚢を下方向に引っ張ることで、皮膚の伸縮性を高め、見た目のサイズを大きく見せることを目的としたストレッチ器具があります。
これは精巣そのもののサイズを変えるものではありませんが、袋の長さや垂れ具合に変化を与えることで、視覚的な増大が期待されます。
代表的な製品には、以下のようなものがあります。
使用時は、皮膚に過剰な締め付けや痛みがないかを常に確認してください。
金属製は重みがあるため刺激が強くなりやすく、初心者にはシリコン製が推奨されます。
長時間の連続使用や就寝中の装着は避けてください。
器具の選び方や使用方法を誤ると、陰嚢の皮膚や血管にダメージを与える可能性があります。
自己流ではなく、製品説明書に従い、安全第一で取り組むことが大切です。
食生活の改善
亜鉛、ビタミンD、良質なタンパク質など、精巣の健康を保つために重要な栄養素を積極的に摂取することが推奨されます。
これらはテストステロンの分泌や精子の生成を助ける働きがあり、間接的に精巣の状態にも良い影響を与えます。
加工食品や糖質の過剰摂取はホルモンバランスを崩す原因になるため、避けた方がよいでしょう。
亜鉛(1日あたり10~11mgが推奨)
亜鉛には以下のような精巣への効果が期待されています。
- テストステロンの合成に必要
- 精子の形成や運動性の維持に不可欠
亜鉛は1日あたり10~11mgの摂取が推奨されており、以下のような食材に多く含まれています。
- 牡蠣(生):100gあたり14.0mg
- 牛もも肉(焼き):100gあたり6.6mg
- 卵黄(生):100gあたり3.6mg
ビタミンD(1日あたり8.5~10μgが推奨)
ビタミンDには以下のような精巣への効果が期待されています。
- テストステロンの分泌促進
- 精巣内のホルモン受容体に作用し、機能をサポート
ビタミンDは1日あたり8.5~10μgの摂取が推奨されており、以下のような食材に多く含まれています。
- しらす干し(半乾燥品):100gあたり61.0μg
- あんこう肝(生):100gあたり110.0μg
- 卵黄(生):100gあたり12.0μg
タンパク質(1日あたり1~1.5g×体重が推奨)
タンパク質には以下のような精巣への効果が期待されています。
- ホルモン・精子の材料となる
- 全身の回復や細胞修復
タンパク質は1日あたり1~1.5g × 体重の摂取が推奨されており、以下のような食材に多く含まれています。
例:体重70kgなら70~105g
- 鶏ささみ(生):100gあたり23.9g
- 豚ロース(赤身、生):100gあたり22.7g
- 納豆:100gあたり16.6g
セレン(1日あたり30μgが推奨)
セレンには以下のような精巣への効果が期待されています。
- 精巣の細胞を酸化ストレスから保護
- 精子の形成や運動性の維持
セレンは1日あたり30μgの摂取が推奨されており、以下のような食材に多く含まれています。
- かつお節:100gあたり320μg
- くろまぐろ赤身(生):100gあたり110.0μg
- 卵黄(生):100gあたり56.0μg
オメガ3脂肪酸(1日あたり1.6~2.4gが推奨)
オメガ3脂肪酸には以下のような精巣への効果が期待されています。
- 精巣の細胞を酸化ストレスから保護
- ホルモンバランスの維持や精子の形成に関与
オメガ3脂肪酸は1日あたり1.6~2.4gの摂取が推奨されており、以下のような食材に多く含まれています。
- マグロ(生):100gあたり1.6g
- サーモン(生):100gあたり2.15g
- イワシ(生):100gあたり1.48g
筋トレ
脚や背中などの大筋群を鍛えることでテストステロン分泌が促進され、性機能や精巣の活力維持に役立つとされています。
間接的な効果ではありますが、生活習慣全体の改善にも繋がるため、日常に取り入れる価値があります。
無理のない範囲で継続することが重要です。
以下に、テストステロンの分泌を特に刺激しやすい筋トレ種目を2つ紹介します。
- スクワット(下半身全体)
- デッドリフト(背中・脚・体幹)
1. スクワット(下半身全体)
脚・臀部・体幹など、大きな筋肉をまとめて刺激できる基本種目です。
正しいフォームで行えばテストステロンの分泌に強く働きかけます。
- 足を肩幅に開き、つま先はやや外向きにする
- 背筋を伸ばしたまま、お尻を後ろに突き出すように膝を曲げる
- 太ももが床と平行になる位置までしゃがみ、ゆっくり元に戻す
- 10〜15回を1セットとして、1日2〜3セットを目安に行う
2. デッドリフト(背中・脚・体幹)
背中・ハムストリング・体幹などを一度に鍛えられる全身運動です。
正しい動きと呼吸で行えば、ホルモンの刺激にも効果的です。
- 膝を軽く曲げて、足は腰幅に開き、ダンベルまたはペットボトルを両手で持つ
- 背筋をまっすぐ保ち、股関節を軸にしてゆっくり前傾する
- 背中を丸めずに、元の姿勢に戻る
- 10〜12回を目安に、ゆっくり行うことがポイント
フォームが崩れると腰や膝を痛める原因になるため、無理をせず、慣れるまでは鏡を見ながら丁寧に動作を確認してください。
金玉サイズアップに確実は方法はないが、別の魅力を磨くことはできる
金玉をサイズアップしても、正直良い事はありません。
ただ、性欲を強くしたり陰茎のサイズアップをすれば、男性としての魅力を更に磨くことが可能です。
1番現実的な方法は金玉のストレッチ器具を使う事だと思われますが、金玉以外にも鍛えやすい場所は沢山あります。
金玉の大きさに囚われず、今後は男性としての魅力を磨きやすい所から磨いてみませんか?
この記事の参考サイト
11th Edition PART V Reproductive and Sexual Function 21 Surgical, Radiographic, and Endoscopic Anatomy of the Male Reproductive System: Campbell-Walsh Urology
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