AGA(男性型脱毛症)の記事

薄毛と飲酒は関係性が薄い。アルコールが原因でハゲることはありません。

薄毛と飲酒は関係性が薄い。アルコールが原因でハゲることはありません。

薄毛と飲酒に関係なんてありません。
大のお酒好きでも、髪がフサフサな人は沢山います。

こちらの記事では、お酒と薄毛の関係性について詳しく解説します。
お酒が好きだけど薄毛が気になる人専用の記事です

アルコールは薄毛に影響無し。酒好きだけど髪がフサフサな爺さんも居ます

結論としては、アルコールと薄毛は関係ありません
アルコールを摂取することによって髪の毛が抜けるといった因果関係は全くないのです。

ただし、薄毛に関係ないからと言って飲み過ぎるのは禁物。適量を心がけてください。

飲酒が薄毛に与える「間接的な」悪影響4つ

薄毛とアルコールに直接の因果関係がないならば、なぜ飲酒と薄毛がよく関連付けられるのでしょうか?

それは、飲酒が薄毛に対して間接的に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
飲酒が薄毛に与える間接的な悪影響として、考えられることは以下の4つ。

  • 睡眠の質が低下する
  • 髪に必要な栄養素が不足・吸収率の低下
  • 血行不良
  • 薄毛の原因物質の増加

睡眠の質の低下

アルコールの過剰摂取は、睡眠に対して悪影響を及ぼすことが分かっています。
就寝前のアルコール摂取によって睡眠の質が低下し、質の悪い睡眠になっている可能性も。

睡眠習慣が乱れると、生活習慣が崩れてしまい身体全体に悪影響を及ぼします。
生活習慣の乱れがヘアサイクルの乱れに繋がり、結果として薄毛を誘発する原因になっているかもしれません。

髪に必要な栄養素の不足・吸収率低下

飲酒の際は、どうしても塩辛いおつまみばかりになってしまいがちです。
そのため、ビタミンやミネラル、アミノ酸やたんぱく質などの髪の毛に必要な栄養素が不足してしまうことも珍しくありません。

また、アルコールによって栄養素の吸収が阻害され、せっかく摂取した栄養素が体内に取り込まれにくくなります。

そのため、間接的に薄毛に対して悪影響を及ぼしている可能性があります。

血行不良

アルコールを摂取しすぎて、次の日に身体や顔がパンパンにむくんでいた…という経験はありませんか?
むくみの原因は血行不良です。

体内の血行不良は、末端の頭皮にも影響を及ぼします。

頭皮が血行不良を起こすと栄養素が行き渡らなくなり、健康な髪の毛が生えにくい状態に。

薄毛の原因物質増加

アルコールの過剰摂取により、体内でアセトアルデヒドが分解しきれずに残ってしまうことがあります。

体内に残ったアセトアルデヒドは、男性ホルモンのジヒドロテストテロンの増加を招きます。

ジヒドロテストテロンはAGAの原因物質のひとつ。
そのため、アルコールの過剰摂取により間接的に薄毛を進行させている可能性があります。

薄毛を気にする人がお酒を飲むときに注意すべき4つのポイント

ここでご紹介する注意点をしっかり守れば、お酒を飲んでも問題ありません。

注意すべきポイントは以下の4つです。

  • 就寝3時間前には飲み終える
  • 1日の適量は純アルコール20ml程度
  • 週に2日、連続した休肝日を設ける
  • 食事のタイミングにも注意

これらについて、詳しく解説しましょう。

酒を飲む時間帯は15:00~20:00がオススメ。就寝3時間前までには飲み終えるように

一般的に、就寝前3時間以内にアルコールを摂取してしまうと、睡眠の質が低下しやすいとされています。

そのため、就寝3時間前までには飲み終えるように心がけましょう。
また、飲酒の時間帯は15時~20時頃がおすすめ。

なるべく昼の時間帯に近い方が良いですが、仕事の関係で難しいという方は「早めに飲み始めて早めに飲み終える」ことを心がけてください。

1日の適量は純アルコール20ml。見た目で適量を覚えておこう

厚生労働省が推進する「健康日本21」では、節度ある適切な飲酒量を1日20ml程度としています。

純アルコール20mlの例は以下の通り。

  • ビール500ml…ロング缶1本
  • 日本酒180ml…1合
  • ウイスキー60ml…ダブル1杯
  • 焼酎(25度)100ml…グラス1/2杯
  • ワイン200ml…グラス2杯弱
  • チューハイ(7%)350ml…1本

これらの摂取量が目安となります。
適量を守るように心がけてください。

週に2日の連続した休肝日。メリハリをつけて楽しく飲もう

休肝日を設けることで、肝臓の働きをある程度保つことができます。

また、休肝日の取り方も大切。
週に2日、連続して設けるようにしましょう。

丸2日肝臓を休ませたほうが良いです。
メリハリをつけて、楽しくお酒を楽しみましょう。

空きっ腹や締めのラーメンはNG!オススメのつまみの食べ方・選び方

おつまみの食べ方も重要です。
よくやりがちな「すきっ腹に酒」「締めのラーメン」はNG。

すきっ腹でアルコールを摂取すると肝臓にかなりの負担がかかり、締めのラーメンはむくみにつながります。

おつまみはたんぱく質やビタミン・ミネラルの多いものを積極的に選びましょう。
お刺身や焼き鳥、ピクルスや海藻サラダなどがおすすめです。

適量を超えた飲酒に注意!ストレスを溜めずに上手にお酒と付き合おう

今回の記事では、アルコールと薄毛の関係やアルコールが薄毛に及ぼす間接的な悪影響、飲酒時に注意すべきポイントについてご紹介しました。

アルコールと薄毛は直接関係ありませんが、飲酒習慣によっては薄毛に悪影響を及ぼしている可能性があります。

特に就寝前の飲酒や塩辛いおつまみ、アルコールの過剰摂取は薄毛にとっても禁物。
就寝3時間前までにはお酒を飲み終え、1日当たりの摂取量も守りましょう。

また、週に1度は2日連続した休肝日を設け、おつまみにも注意が必要です。

アルコール摂取時の注意点をきちんと守って、ストレスを溜めずにうまくお酒と付き合っていきましょう。