おっさんだけがハゲる時代は終わりました。
令和では20代でもおっさんと同じようにハゲます。
こちらの記事では20代でもハゲる原因と、ハゲを治療するための選択肢について詳しく解説していきます。
20代男性もハゲます。ハゲ方の種類は大体この3つ
20代の脱毛症は大体下記の3つです。
どれか1つには当てはまると思いますので、当てはまったものだけ読み進めて下さい。
- 脂漏性皮膚炎
- AGA(男性型脱毛症)
- 円形脱毛症
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が活発な人によくみられる皮膚炎です。
ざっくり言えば、脂ぎった頭皮の人になりやすい皮膚の病気です。
マラセチアなどのカビが異常増殖した際に現れやすい皮膚炎ですが、発症すると下記のような症状が現れます。
- 痒み
- 皮むけ
- 頭皮の赤み
これらの症状が続くと、頭皮環境が極端に悪くなり健康な髪が成長しなくなります。
皮脂の分泌が活発な若い人に多い皮膚炎なので、20代男性が発症しても不思議ではありません。
もし、頭皮を触って極端に皮脂が出ていると感じた人や、頭皮が赤く腫れている人は脂漏性皮膚炎による脱毛症を疑った方が良いかもしれません。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)は変質した男性ホルモンによって、髪の成長サイクルが乱されることで引き起こされる脱毛症です。
ざっくり言えば、髪が成長する時間が短くなる病気です。
AGAになると、下記のような症状が出始めます。
- 生え際が後退してきた
- 以前より産毛が増えた
- 抜け毛に産毛が多い
- 以前より毛が細くなった
- 前頭部や頭頂部が薄くなってきた
正直、成人男性の脱毛症は殆どがAGAです。
薄毛に悩んでこの記事を読んでいる人は、大体がAGAかと思いますので、上記の症状にも心当たりがあるかと思います。
円形脱毛症
円形脱毛症は頭部が部分的にハゲてしまう脱毛症です。
コイン程度の大きさから、楕円状に大きくハゲる人も居ます。
大体は下記4つの原因によって引き起こされます。
- 両親からの遺伝
- 強いストレス
- アトピー性皮膚炎
- 自己免疫疾患
大体の人は強いストレスによって円形脱毛症になると言われています。
20代前半ではげてしまう原因は3つ
20代前半でハゲてしまう原因は大体下記の3つです。
- 遺伝による体質
- ホルモンの仕組み
- 生活習慣の乱れ
遺伝による体質
AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンは、5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素によって生成されます。
5αリダクターゼが活発に動くかどうかは、両親から優先的に遺伝されます。
そのため、ご両親もしくは祖父母にAGAの人が居た場合にはあなたもその遺伝子を引き継いでいる可能性があるのです。
また、円形脱毛症のなりやすさについても遺伝するといされているため、遺伝情報はハゲやすさに関係します。
ストレスなどによる頭皮の血行不良
仕事や私生活の強いストレスを溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが乱れてしまい、頭皮への血流が不足してしまいます。
血液には髪の成長に必要な栄養素を届ける働きがある為、血行不良になってしまうと健康な髪が成長できなくなってしまいます。
生活習慣の乱れ
脂ぎった食事を好んでいたり、全く運動をしていなかったり。
こういった生活習慣の乱れは、頭皮環境悪化や頭皮の血行不良に繋がります。
特に、下記のような悪い生活習慣を持っている人は健康な人よりもハゲやすくなるとされています。
- 睡眠時間が極端に短い
- 偏食(油っぽい物、甘い物が好き等)
- 運動をする習慣がない
薄毛は20代のうちに治療すれば高い確率で治ります。治療の選択肢は3つ
20代でハゲ始めても、正しい治療を始めればハゲは治ります。
こちらでは、3つの治療の選択肢をご紹介。
ご自身に合うものを選び、今日から実践しましょう。
- 【選択肢1】AGA治療法
- 【選択肢2】サプリメント治療
- 【選択肢3】市販の医薬品での自己治療
【選択肢1】AGA治療法
第一候補に挙げられるのは、AGA治療。
大体のハゲの原因はAGAなので、この記事を読んでいる人の殆どはこちらの治療が効果的だと思われます。
特に前頭部や頭頂部からハゲている人は高確率でAGAです。
AGA治療法の手順
AGA治療の具体的な流れは下記の通り。
- AGAを専門にしているクリニックを受診する
- AGAかどうかを診察して貰う
- AGAだった場合には、お薬が処方される
- 薬を飲み続け、経過観察しながら治療を続ける
AGAだった場合には、下記3つの内いくつかのお薬が処方されます。
- フィナステリド(AGAの進行を止めるお薬)
- ミノキシジル(発毛を促進するお薬)
- デュタステリド(AGAの進行を止めるお薬)
どの薬が処方されるかは、医師の診察次第です。ご自身に合ったものが処方されるので、特に難しく考える必要はありません。
AGA治療法には月2,000~5,000円ほど必要
AGAクリニックで治療を続ける場合には、お薬代として毎月2,000~5,000円ほどの治療費が必要になります。
服用するお薬の種類が増えたり、量が増えた場合には5,000円以上必要になることもあります。
治療開始前に、予算についてもお話頂けると思うので心配しなくても大丈夫です。
服薬による副作用もあるので必ずしもオススメという訳ではない
AGA治療は内服薬での治療が最も現実的ですが、服薬による副作用が現れる可能性があるというデメリットもあります。
どうしても服薬が嫌だという人や、副作用が辛いという人は他の治療に切り替えるなどの選択肢もあります。
【選択肢2】サプリメント治療
こちらはあまり現実的ではありませんが、漢方やサプリメントで薄毛を治療する事もあります。
身体を暖め、血行を促進するタイプの自然成分が含まれたサプリや漢方で頭皮の血流を促進する事で発毛を促すといった流れです。
ただ、AGA治療用に開発された医薬品に比べると、効果は薄いとされています。
おまじない程度に構えておいた方がガッカリせずに済むかもしれません。
【選択肢3】市販の医薬品での自己治療
ドラッグストアには、市販のAGA治療薬が販売されています。
ミノキシジルという発毛成分が配合された塗り薬しかないため、発毛効果は期待出来ますがAGAの進行を抑制する効果は期待出来ません。
どうしても自宅でAGA治療をしたいという人の中には、個人輸入代行サイトを利用してフィナステリドやデュタステリドを含有する医薬品を輸入し、AGA治療に成功する人もいます。
薄毛だと気づいた20代男性は早めに治療を受けるべき
薄毛治療は気が付いた時に始めないと、あっというまに手遅れになります。
ベジータやカッパのようにハゲたくないという人は、今日から薄毛治療を始めましょう。