くせ毛の薄毛はボサボサで悲惨な見た目。
直毛に比べ、薄毛がかなり目立ったりします。
今回は、くせ毛と薄毛の関連性やくせ毛向けの薄毛対策、くせ毛+薄毛の方におすすめのヘアスタイルをご紹介します。
『くせ毛だからハゲになる』は間違い
『くせ毛だから薄毛になる』という説は間違いです。
くせ毛そのものが原因ではげることはありません。
ただし、くせ毛が原因による髪の毛のケア不足や毛の絡まりによっては薄毛に繋がってしまう可能性もゼロではありません。
まずはくせ毛と薄毛の関係性について詳しく解説しましょう。
ケアを怠れば、くせ毛が原因となってハゲることも無くはない
くせ毛と薄毛には直接の関係はありません。
しかし、くせ毛はケアが難しかったり髪の毛が絡まりやすかったりするので、間接的に薄毛の原因になっているかもしれません。
くせ毛で髪の毛の扱いが面倒だからと放置したり、髪の毛の絡まりを無理にほどこうとしたりするのは絶対にNG。
髪の毛のケアを怠ると脱毛がどんどん進行する危険性が。
さらにはくせ毛を放置することでさらに絡まりが加速し、「牽引性脱毛症」を引き起こす可能性もあります。
無理に髪の毛の絡まりをほどくことでも髪の毛が抜け落ち、牽引性脱毛症の原因になることも。
くせ毛こそ日頃の丁寧なケアが重要です。
扱いは面倒かもしれませんが、傷まないように丁寧にケアをしてください。
くせ毛向けの薄毛対策3選
くせ毛+薄毛はきちんとケアや対策をしないと清潔感がなく汚い印象に見えやすく、印象も最悪です。
くせ毛+薄毛の方がするべきケア・対策方法は以下の3つです。
- 頭皮マッサージで血行を促進する
- 髪質に合ったシャンプーを使ってくせ毛改善を試みる
- くせ毛が牽引性脱毛症に繋がっているのであれば、縮毛矯正を検討する
頭皮マッサージで血行を促進する
頭皮マッサージを行うことで頭皮が柔らかくなり、血行が促進されます。
頭皮全体に栄養が行き渡りやすくなるので、土壌が整って健康な髪の毛が生えやすい状態に。
また、頭皮の固まりによって毛穴の形が歪みくせ毛を引き起こしている場合、頭皮マッサージでくせ毛そのものが改善する可能性があります。
頭皮のマッサージはいいことだらけ。
頭皮を触ってみて「硬い」と感じるのであれば、1日5分だけでも頭皮のマッサージをしてください。
髪質に合ったシャンプーを使い、くせ毛改善を試みる
髪質に合ったシャンプーを使うことは非常に重要。「くせ毛用シャンプー」も販売されています。
その中にも種類があるので、使用感がよく髪の毛が絡まりづらいなど、自分の髪質に合うシャンプーを見つけてください。
髪の毛の洗い方も大切なポイントのひとつ。
頭皮をマッサージするようにしっかりと洗い、終わったら念入りに洗い流しましょう。
タオルドライのし過ぎや自然乾燥は髪の毛が傷む原因となるので、ある程度水分を拭き取ったらドライヤーで丁寧に乾かしてください。
くせ毛が牽引性脱毛症に繋がっているのであれば、縮毛矯正を検討する
くせ毛で髪の毛が絡まり牽引性脱毛症を引き起こしているのであれば、縮毛矯正がおすすめ。
2~3ヶ月おきに美容院へ通う必要はありますが、かなり髪の毛が絡まりにくくなります。
また、ヘアセットもしやすくなりますしストレスも減るので生活が楽になります。
あまりにも髪の毛が絡まる方は検討してみてください。
くせ毛の人におすすめ!薄毛を隠す3つのヘアスタイル
くせ毛におすすめな薄毛隠しのヘアスタイルはこちらの3つです。
- ソフトモヒカン
- ツーブロック
- オールバック
頭頂部をカバーできる「ソフトモヒカン」
ソフトモヒカンは、髪の毛をサイドからトップに立ち上げるスタイル。
トップにボリュームを出すので頭頂部の薄毛をカバーすることができます。
くせ毛の種類にもよりますが、くせ毛はセットによって流れをつけやすいのでこのようなセットがおすすめ。
直毛の人よりもボリュームが出て、薄毛が目立ちにくくなります。
くせ毛にピッタリの「ツーブロック」
ツーブロックはトップを残し、サイドや襟足を刈り上げて段差をつけるスタイル。
髪型にメリハリが効くのでオシャレに見え、すっきりとした印象に。
サイドと襟足は刈り上げるので鬱陶しくならず、トップはボリュームが出やすいのでくせ毛の方にぴったりの髪型。
さらに頭頂部やおでこなどの薄毛も目立ちにくくなるので一石二鳥です。
M字ハゲが目立たない「オールバック」
オールバックといっても、全ての前髪を真後ろに持っていくと薄毛がより目立ってしまいます。
前髪は6:4くらいに分け、6の部分を斜め後ろに持っていくようにセットしてオールバックをつくりましょう。
前髪をふんわり立ち上げながらセットすることで、M字はげが目立ちづらくなります。
オールバックは直毛よりもくせ毛のほうがオシャレに決まるので、くせ毛の方は試してみてください。
くせ毛に合った薄毛対策でハゲの進行を抑えよう
今回の記事では、くせ毛と薄毛の関連性やくせ毛+薄毛の方に向けた対策方法、似合う髪型についてご紹介しました。
くせ毛が原因ではげることはありませんが、間接的に薄毛を引き起こしている可能性はあります。
その場合は頭皮マッサージやシャンプー、縮毛矯正等によってくせ毛を改善しましょう。
くせ毛はそのままだとボサボサで不潔な印象になるので、ヘアセットが大切。
ご紹介したヘアスタイルは薄毛を隠せてくせ毛も活かせるので、ぜひチャレンジしてみてください。