ハゲとストレスは深く関係しあっています。
ストレスが溜まれば溜まるほど、ハゲの進行は早まるかもしれません。
あなたがこれ以上ストレスでハゲない為に、こちらでは2種類のストレスによるハゲとその対処法を解説していきます。
内的ストレスによる抜け毛の原因2つ
ストレスが身体の内部に影響すると、下記2つの原因により薄毛になる可能性があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 自律神経の乱れによる血行悪化
- 睡眠不足による成長ホルモンの分泌量低下
自律神経の乱れによる血行悪化
過剰なストレスにより自律神経が乱れると、血行が悪化し頭皮に送られるはずだった血液量が減ってしまいます。
血液の中には髪の毛の成長に欠かせない栄養素が沢山入っているので、血液量の減少は薄毛の原因になります。
睡眠不足による成長ホルモンの分泌量低下
仕事のストレスや人間関係のストレスなど、強いストレスは睡眠の質に影響します。
実際、うつ病などの精神疾患にかかった方の多くに睡眠障害症状が現れています。
睡眠の質が低下したり、まったく眠れなくなったりすると成長ホルモンの分泌量が低下し、髪の毛の成長が抑制されてしまい、薄毛の原因になってしまいます。
また、眠れない期間が長く続くとストレスが減らず、円形脱毛症になってしまうリスクもあります。
外的ストレスによる抜け毛の原因2つ
ストレスが身体の外部に影響すると、下記2つの原因により薄毛になる可能性があります。
- 紫外線による頭皮への蓄積ダメージ
- 縮毛矯正や染髪によるダメージ
紫外線による頭皮への蓄積ダメージ
紫外線を頭皮に浴びると「光老化」という老化現象が現れます。
シミやそばかすが増えたり、頭皮が乾燥しフケが増えたりと、髪の毛の土台である頭皮が紫外線によってどんどん荒れる状態をイメージしましょう。
1日2日程度の紫外線量であればそこまで問題はないのですが、短髪の人やボウズの人が日焼け止め対策をせずに長期間紫外線を浴び続けると、光老化症状が強く現れ薄毛になる可能性があります。
縮毛矯正や染髪によるダメージ
縮毛矯正や染髪など、髪のタンパク質を変質させる薬剤は頭皮に強いダメージを与えます。
美容室などで施術して貰う場合には、極力頭皮に当たらないように施術方法を工夫して貰えるのですが、セルフ施術を行う場合には頭皮に薬剤がべったりとついてしまう事もあります。
もし頭皮に薬剤がべったりとついてしまって頭皮がダメージを受けてしまったとしても、大体は新陳代謝により2週間で皮膚が新しいものに入れ替わる為、過剰に心配する必要はありません。
しかし、人によっては薬剤の成分に対しアレルギー反応が現れる事があります。
アレルギー反応が現れた方の頭皮には強い炎症や乾燥が現れ、頭皮環境の悪化が薄毛に繋がることがあります。
心理的ストレスのオススメ解消方法3つ
心理的なストレスを解消するための具体的な方法は下記3つになります。
- 悩みや不安を抱え込まない
- 映画鑑賞や読書で喜怒哀楽を豊かにする
- 薄毛や抜け毛を気にしすぎない
悩みや不安を抱え込まない
物事を悩み続けたり、不安を抱え込み続けると心に大きな負担を与えてしまいます。
心の平穏を取り戻すために、下記のような対策を取ってみましょう。
- 解決しない事は悩まない。一度忘れるのも大切
- 不安や悩みを人に話して共有する
- 先の事よりも目の前の事を考えるようにする
何事も考えすぎは毒。
共有したり、考える事を放棄するだけでもストレスは軽減されるので、まずは上記のうちどれか1つを実践してみましょう。
映画鑑賞や読書で喜怒哀楽を豊かにする
最近、笑ったり泣いたりしていますか?
感動したり感銘を受けたりしましたか?
社会人になるとどうしても日常が固まってしまうので、たまには映画や読書で心を動かしてみましょう。
喜怒哀楽が豊かになると、今まで発散出来ていなかった感情を外に向けて発散することができます。
笑える映画を見るのも良いですし、バラエティ色の強い漫画を読むのも良いですね。
薄毛や抜け毛を気にしすぎない
薄毛や抜け毛は気になる物ですが、他の人からするとあなたの頭髪の事なんてどうでもよい事です。
あなたが思っている以上に、他人は自分を気にしません。
薄毛について悩みすぎると、それがストレスになり薄毛の悪化に繋がることもありますので、あまり悩みすぎないように気を付けて下さい。
ストレスを減らしたり、AGA治療を行えば薄毛は改善する人が多いです。
身体的ストレスでハゲてきた人の改善方法3つ
身体的ストレスは下記3つのような、生活習慣の改善で減らす事が出来ます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 頭皮の紫外線対策は徹底的に行う
- 食生活の改善と不摂生を禁止する
- 有酸素運動で運動不足を改善する
頭皮の紫外線対策は徹底的に行う
当記事の序盤で解説した通り、紫外線はあなたの頭皮に強いストレスを与えます。
乾燥・フケの増加など、紫外線を浴びてもメリットは1つも無いので日差しが強い日は帽子をかぶる、日傘をさすなどの対策を行ってください。
もし、紫外線をたっぷり浴びてしまったという人は頭皮用のローションなどを使って頭皮を保湿してあげましょう。
縮毛矯正や染髪はプロに任せる
縮毛矯正や染髪は自宅でも行えますが、頭皮に薬剤が付くリスクが大きいので美容室で施術して貰う事をオススメします。
美容室での施術であれば極力頭皮につかないように工夫してくれます。
頭皮保護オイルを塗ってくれる美容室もあるので、施術前に頭皮への刺激を減らしてほしいという要望を伝えましょう。
ハゲとストレスの関係まとめ
外的ストレスと内的ストレス、どちらも薄毛に影響を与える事がわかりました。
どちらのストレスもすぐに無くす事は難しいと思いますが、今回紹介したストレス解消法のうち1つだけでも良いので、今日から実践してみて下さい。
薄毛に悩みすぎている人は一度考える事をやめる。
紫外線対策を行っていない人は、今日から帽子をかぶる。
簡単なものだけでも良いので、今日から行動を始める事が薄毛対策の第一歩になります。