令和では、高校生もM字ハゲになります。大体はAGAなので、遺伝や生活習慣が原因。
前髪に悩む男子高校生にだけ教えたい、M字ハゲの原因・治療の選択肢、対策方法についてご紹介します。
高校生がM字はげになる原因は、ほぼ間違いなくAGA
AGA(男性型脱毛症)は、第二次性徴を過ぎた男性の年齢に関係なく遺伝や体質で発症しうる病気です。
そのため、高校生などの若い方も発症します。
特に目立つ症状として有名なのが、カッパのようにハゲてしまうつむじはげと、生え際が後退しベジータのような前髪になる「M字はげ」。
1度進行したら最後、治療をするまでハゲは進行し続けます。
高校生がM字ハゲを治す際の選択肢は4つ
高校生がM字はげの改善を試みる際に、選択肢として考えられるのは以下の4つです。
- 生活習慣を見直す
- 頭皮マッサージで血行を促進する
- 市販の育毛剤を使う
- AGA治療を受ける
それぞれの方法について、詳しくご説明します。
生活習慣を見直す
いわゆる若はげの原因は、遺伝や体質だけでなく「生活習慣」が考えられます。
過度なストレスや睡眠・運動不足、偏った食生活などを繰り返すことが、薄毛に繋がっている可能性もあります。
そのため、一度自身の生活習慣を見直し、規則正しい生活に整えることでM字はげの改善に繋がります。
頭皮マッサージで血行を促進する
頭皮が硬くなると血行が悪くなり、頭皮が栄養不足に陥る一因になります。
そうなると健康な髪の毛が生えづらくなるので、結果として薄毛に繋がります。
頭皮をマッサージすると血行が促進されて柔らかくなり、滞りなく栄養が運ばれるようになります。
頭皮が硬いと感じる方は、1日5分でもいいのでマッサージを続けるように心がけましょう。
市販の育毛剤を使う
市販の育毛剤やスカルプシャンプーなどは、高校生でも気軽に購入することができます。
本格的な治療を受けるよりもハードルが低いので、まずはそういった商品を使ってみるのもひとつの手ですね。
AGA治療を受ける
クリニックや病院で、本格的なAGAの治療を受けるという方法です。
ただし、男性ホルモンに関わる薬の投与は20歳以上の方しか受けられないことが多いので、医師に確認してみましょう。
クリニックや病院では、年齢や症状に応じた適切な治療方法を受けられるので、改善につながることが多いです。
高校生のM字はげに効果的な治療方法4つ
ここでは、高校生が本格的な薄毛治療を受ける場合に効果的な治療方法についてご紹介します。
考えられるのは、主に以下の方法です。
- 内服薬の服用
- 外用薬の塗布
- 注入薬の使用
- 植毛
①内服薬
まずは内服薬を服用して薄毛の改善を目指す治療方法です。
先述した通り、男性ホルモンに関わる薬の投与は未成年にはできませんので、それ以外の内服薬での治療ということになります。
身体の内側から薄毛の改善を目指すことのできる治療方法です。
②外用薬
M字はげの気になる部分に外用薬を塗布することで、薄毛の改善を目指す治療方法です。
薬を直接頭皮に塗り広げていきます。
外用薬の種類にもよりますが、血管が拡張する効果を用いて頭皮の血流を促し、増毛につなげるといった薬が主流です。
③注入薬
注入薬は外用薬よりもダイレクトな方法で、頭皮に対して注射を行い薄毛の改善を目指す治療方法です。
毛髪成長因子を直接注射することによって、毛髪の成長を促します。
高校生の場合は、注入薬が必要なくらい程度の激しい薄毛であることは稀です。
④植毛
植毛を行って、M字はげや薄毛の気になる部分をカバーし見た目の改善をする治療方法です。
一般的に、植毛を行う部分が広くなればなるほど値段も上がります。
高校生のM字はげに効果的なすぐに見た目を変えられる対策方法2つ
とにかく見た目だけでもすぐに改善したい!という方におすすめなのが、以下の2つの対策方法です。
- M字はげが目立たない髪型にする
- 増毛(結毛)
①M字はげが目立たたない髪型にする
髪型やセットを工夫することによって、M字はげを目立たなくさせることも可能です。
代表的な髪型は、ツーブロックやソフトモヒカン、シェードカットなど。
これらの髪型は全て、襟足やサイドを短くしてトップを少し長めに残す髪型です。
首元はスッキリさせつつも、トップにボリュームを出すことでM字はげをカバーすることができます。
また、セットを工夫することでM字部分を目立たなくさせることも可能です。
全体的な薄毛が気になる方でも、髪の毛をツンツンと立ててセットすると地肌が見えづらくなりますよ。
②増毛(結毛)
結毛とは、自分の髪の毛に人工の髪の毛を数本結びつけることで、ボリュームアップを図る方法です。
非常に自然な仕上がりでしっかりと髪の毛のボリュームを出すことができるので、周囲にばれたくない方にもおすすめ。
また、髪型を工夫して薄毛を隠す必要もなくなるので、いちいちセットを気にする手間も省けます。
このまま放置してもM字ハゲは進行するので、いますぐ治療を始めるべき
高校生や10代の薄毛は、加齢が原因ではないので体質や遺伝、生活習慣が原因であることが多いです。
薄毛が気になったら、まずは生活習慣の改善や市販商品の使用など、できる事から始めてみましょう。
M字はげをはじめとする薄毛は、放置しているとどんどん進行していきます。
何もせずに自然と改善していくことはほぼありませんので、気づいたときからすぐに対策を始めましょう。