入れ墨はご存知の通り半永久的に消えませんが、ヘアタトゥーは肌のターンオーバーによって徐々に薄くなっていきます。
こちらではヘアタトゥーに必要なメンテナンスと、必要な費用についても解説します。
ヘアタトゥーは消えていくもの

まず、ヘアタトゥーは徐々に薄くなるものだということを認識しましょう。
入れ墨は皮膚の真皮まで色素を注入するため、半永久的に色素が残ります。
ヘアタトゥーは皮膚の表皮、つまり表面の部分までしか色素を注入しないため、皮膚のターンオーバーや時間の経過によってだんだんと色素が薄くなり、最終的には消えていきます。
一度ヘアタトゥーを入れたら、色を保持するために定期的なメンテナンスが必要となります。
ヘアタトゥーの退色には個人差がある
ヘアタトゥーが退色する期間は、人によってかなりばらつきがあります。
基本的には、注入した色素が濃ければ、保持できる期間が長く、色素が薄ければ保持できる期間が短くなります。
皮膚のターンオーバーのサイクルも人それぞれなので、一様にこのくらいの期間で色素が消失する、と断言するのは難しいので個人差があるんだなと覚えましょう。
「いつのまにか薄くなっていた」とショックを受けないように、自分が入れたヘアタトゥーがどのくらい薄くなってきているのか、日々確認することが大切です。
そうすることで薄さだけでなくインクのにじみや薄毛部分の拡大による違和感などにも気づきやすくなり、周囲からバレる可能性が低くなります。
頭の外傷で消えることもあるので注意
ヘアタトゥーは、頭部の外傷によって消えてしまう可能性もあります。
外傷だけでなく、頭部に何らかの刺激を与えてしまった場合は見た目に違和感が出てしまう可能性があるので注意しましょう。
代表的なものは、紫外線を大量に浴びたことによるインクの変異。
紫外線を大量に浴びてしまうと注入したインクが変異し、頭皮ににじんでしまう可能性があります。
こうなってしまうとかなり見た目に違和感が出てしまうので、紫外線の強い時期に外出する際は帽子を被るなど、紫外線対策をしっかりするように心がけましょう。
ヘアタトゥーを維持するためにはメンテナンスが必要不可欠

ヘアタトゥーは入れ墨のように色素が半永久的に残るものではありません。
時間の経過とともにだんだんと薄くなるため、維持するためにはメンテナンスが必要不可欠。
こちらで紹介する3ポイントを抑えて、ヘアタトゥーを綺麗に維持しましょう。
- ヘアタトゥーのメンテナンスの間隔は2〜3年に1度
- ヘアタトゥーのメンテナンスの料金相場は5万円〜
- メンテナンスまでしっかり対応してくれるお店選びが重要
ヘアタトゥーのメンテナンスの間隔は2〜3年に1度
ヘアタトゥーのメンテナンスは、2~3年に一度程度の間隔で行うことがベスト。
だんだんと薄くなるだけでなく、先述した通り紫外線などの影響によってインクがにじんでしまうこともありますので、綺麗なタトゥーを維持するために施術して貰った医院を訪問しましょう。
ヘアタトゥーのメンテナンスの料金相場は5万円〜
ヘアタトゥーのメンテナンス相場は大体5万円ほど。
ヘアタトゥー自体が高度な技術を必要とする施術なので、メンテナンスにもある程度の値段がかかります。
しかし、ヘアタトゥーの施術自体は10万円~20万円くらいかかることが多いため、そう考えるとメンテナンスの5万円というのは妥当な相場ですね。
メンテナンスまでしっかり対応してくれる医院選びが重要
ヘアタトゥーを入れる医院は、メンテナンスなどのアフターサービスが充実しているかという点も重視しながら選ぶことをおすすめします。
ヘアタトゥーは長きに渡るメンテナンスが必要なので、医院とも長い付き合いになりますよね。
そのため、アフターサービスが充実しているかどうかの他にも、なんとなく自分と合っている気がする、通い続けられそうな料金設定であるなどの点も重視して選ぶとよいでしょう。
ヘアタトゥーだけ入れておしまい、という医院はあまりないと思いますが、メンテナンスにも重点を置いて対応してくれる医院だとなお安心ですね。
ヘアタトゥーは定期的なメンテナンスで良い状態をキープしよう

ヘアタトゥーにおけるメンテナンス、必要性や料金相場、医院選びなどについて解説しました。
ヘアタトゥーはすぐに消えることはありませんが、時間の経過によってだんだんと薄くなってくるため、2~3年ほどの間隔でメンテナンスが必須。
ヘアタトゥーのメンテナンスは、見た目を保つためにも大変重要なので、一度入れたからといって放置せず、定期的にメンテナンスを行って美しい見た目を保ちましょう。