「男がニキビくらいで皮膚科に行っていいのか?」と迷っていませんか?
この記事では、ニキビに悩む貴方のために皮膚科でのニキビ治療がどのようなものか、治療の流れや費用について解説します。
ニキビごときで皮膚科?効果はあるのか
ニキビは進行のステージによって見た目はもちろん本人が感じる痛みや不快感の度合いも異なります。
市販薬も一応はありますが、これで対処できるのはごく初期の段階までです。
市販薬の成分は弱い作用しか持たないので、改善効果もごく弱いものになります。
またニキビは進行するほどに治りも悪くなり、完治までに時間がかかってしまいます。
市販薬でお茶を濁している間に少しずつ悪化してしまい、結局病院に駆け込むといった事例もよく聞きますね。
ですから現状がどうであれ、できるだけ早期に病院で治療を開始するのが得策なのです。
皮膚科は皮膚疾患の専門ですから、ニキビが初期であればすぐに治すことができますし、進行した場合でも治癒効果の高い治療薬や治療法によって効果的に治すことができます。
治療法は複数あるので、次の項でニキビ治療の大まかな流れを見てみましょう。
皮膚科でのニキビ治療の大まかな流れ
皮膚科でのニキビ治療は大きく分けて保険診療と自費診療(自由診療)があります。
自費診療は健康保険が使えないので治療費が上がりますが、高い治療効果を得ることができます。
保険診療では、患者さんのニキビの状態を確認して抗生物質などの治療薬の処方の他、面皰圧出という処置を行います。
面皰圧出は専用の器具でニキビを潰し、皮脂などの内容物を排出して治りを早める処置です。
筆者も経験がありますが、真ん中に穴が開いた金属の器具でニキビを潰すので痛みは結構感じます。また出血もあるので首筋などの場合衣服の襟が血液で汚れることがあります。
一応処置後に絆創膏を貼ってくれますが、出血量が多いのですぐに交換が必要になるでしょう。
ニキビ治療で来院する際は白いTシャツなどは避け、予備の絆創膏や大きめのガーゼなど持参すると良いかもしれません。
面皰圧出後は数日で傷が治り、多少の跡が残りますがニキビ完治まで数日で済ませることができます。
圧出するのが適さないニキビには抗生物質を中心に毛穴の詰まりを予防する薬剤などが処方されます。
主に外用薬が選択されますが、症状が重い場合は内服薬も処方されることがあります。治療期間の目安としては、症状が軽い場合は一か月くらいを目途に改善を目指します。
症状の改善が見られてもすぐには薬の使用を止めず、その後もしばらくは経過観察を続けて治療薬の使用を継続することが多いです。
症状が重くなると改善が見られるまでに半年以上かかることもありますから、重症化しないうちに早期に受診することが大切です。
また保険が利かない自費診療では、専用の機材を用いたレーザー治療や光治療、ケミカルピーリングといった治療効果の高い方法を選択することができます。
少しでも早く治したい場合は自費診療を選択することで治療期間をいくらか短縮することが期待できますが、実際にどのくらいの期間短縮になるかは個別ケースによるので医師の判断が求められます。
一般皮膚科の場合、自費診療に用いる治療器具や機材等が無いこともあるので、その場合は保険診療のみでの対応となります。
器材がある場合は保険診療とするか、自費診療とするかを最初に聞かれますので、ご自身で望む治療法を選択してください。
美容皮膚科などは元々保険診療はやっていない所が多いので、最初から自費診療で進めることになります。
皮膚科でニキビ治療にかかる料金
ニキビ治療にかかる料金は、保険診療によるか自費診療によるかで大きく変動します。
保険診療で3割負担の場合、一度の診療で初診料の他に処置代、処方代も含めて大体3000円~5000円程度の枠に収まります。
自費診療の場合、一度の診療で5000円~数万円程度と幅が出ます。
自費診療ではどのような手法を用いるかにより数万円レベルで料金に変動が出るので、治療法の選択にあたっては医師との相談の他にお財布事情との相談も必要になってきます。
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まとめ
この章では皮膚科でのニキビ治療や料金についてお伝えしてきました。
今は男性でもニキビで皮膚科を受診するのはごく当たり前の時代です。
「ニキビ程度で皮膚科に行ってもいいのか?」と悩んでいる間に、症状はどんどん悪化して治りづらくなります。
他の疾患同様、早期の治療開始が治りを早め、不快感から貴方を開放してくれますよ。
ニキビはできるだけ早く、皮膚科の治療で効果的に治してしまいましょう。